【ウィーン名物】アイスのシュニッツェル
ウィーンは冬の間は吹雪く日が多く、道行く人もどこか急ぎ足。
寒い時期はどこのカフェもレストランも屋内営業のみですが、3月末頃〜4月頭になるとどこの通りでもどんどん出現するのがオープンテラス!開放感たっぷりで、お喋りに加えて日焼けも楽しめるとあって、オープンテラスはどのスポットでもローカルに大人気です。
オープンテラスと時を同じくして、夏の間だけウィーンに出現するのがアイスサロン!
特にイタリアから夏場だけやって来て家族経営のお店をオープンしていることが多く、何れも本場のイタリアン・ジェラートの味を携えて来るので、見逃せません。
実は著者の幼稚園の頃の夢というのが”アイスクリーム屋さんになる”ことだったのですが、未だにアイスクリームにはとんと目がなく、ウィーンで新しくできたショップを見つけては食べ道楽を行っている日々です。
そんな著者一押しのイタリアン・アイスサロンを読者の皆様だけに特別に公開しちゃいます!
◆イタリアン・アイスサロン”Bortolotti(ボルトロッティ)”
また材料は自然のものに拘り抜いて製造しているため、フルーツは「本物の苺やバナナの味」がして、最初食べたときには本当にビックリしました!!!著者はそれまでの人生、人工的な苺やバナナ味のアイスクリームしか知らなかったので、余計に驚いたのかも知れません。
因みに著者が好んでオーダーするお勧めのコンビネーションは、”ラズベリー”、”クッキー&クリーム”、”マローニ(栗)”、”マラクーヤ(パッションフルーツ)”の4種類です。
甘酸っぱいテイスト2種、甘目のテイスト2種を組み合わせるのが後味スッキリの秘訣。
気軽なテイクアウトも頻繁に行うのですが、今回は店内にてクープ商品を密着取材!
◆Caramel Coup(カラメル・クープ)
フルーツ味のアイスクリームが主流のウィーンにおいて、濃厚なカラメル味はかなり稀。
カラメル好きの方に是非お勧めしたい逸品です!
◆Cup Daenemark(カップ・デネマーク/6ユーロ)
冷たいアイスクリームと熱いチョコレートの両方が一度に味わえる、贅沢なメニューです!
◆Coppa Maroni(コッパ・マローニ/5.5ユーロ)
◆Eis Wiener Schnitzel(アイス・ヴィーナー・シュニッツェル/6ユーロ)
世界広しといえども、見た目がシュニッツェル(ウィーン風カツレツ)のアイスクリームを味わえるのはここ、ウィーンだけでしょう。
これはチョコレート、ミルク、ココナッツ味のアイスクリームの上に、ナッツ・パウダーとチョコレートソースをたっぷり塗したもの。ホイップクリームとアップル・スライス添え。
見た目はまるでシュニッツェルそのもの。本当に甘いのかしら?と食べる瞬間まで一抹の不安が拭い切れません。でも一たび食べ始めると、円やかなアイスとカリカリのナッツ・パウダーのコンビネーションが絶妙に舌の上で蕩け、スプーンを運ぶ速度がどんどん上がってしまいそうになります!!!
また他にも変わり種で、
・アイス・シュパゲッティ(見た目がスパゲッティのアイスクリーム)
・シュピーゲル・アイ(見た目が目玉焼き卵のアイスクリーム)
等があります。
名前だけ聞くとぎょっとしますが、食べてみるととっても美味しいアイスクリームなので、是非色々試してみて下さいね!
◆Eis Spaghetti(アイス・シュパゲッティ)
スパゲッティの形状をしたヴァニラアイスに、ホイップクリーム及び、トマトソースに見立てたベリーソースとパルメザンチーズに見立てたココナッツパウダーがトッピングされています。
甘いバニラソースと甘酸っぱいベリーソースの組み合わせが清涼感をもたらす、お勧めのアイスです。
勿論今回ご紹介した通常のコッパ・メニュー以外にも、アイスケーキやアイスシェイク等の冷たいアイスメニュー、温かいソースと冷たいアイスを組み合わせたメニュー等、アイスクリーム商品だけで常時30種類以上も用意されているという充実ぶり。これ以外にもコーヒー類やパニーニ等のスナックメニューもあります。
暑がりの方や、将来の夢がアイスクリーム屋さんだった方には正に理想的なアイス・サロンと言えるでしょう(笑)
シュテファンズプラッツ駅から地下鉄3番線で4駅と近いので、観光の合間にお時間ができたら、是非訪ねてみて下さいね!
住所: Baumgasse 1, 1030, Wien/バウムガッセ1番地、ウィーン3区
最寄駅: 地下鉄3番線(U3)Kardinal-Nagl-Platz/カーディナル・ナーグル・プラッツ駅
電話: 01 / 7133696
地図: http://www.pgualc.org/details,400919.html
※マリアヒルファー通り沿いに、同名の"Bortolotti"(ボルトロッティ)というアイスサロン・チェーンが3店舗ありますが、それと同店は関係ないようです。お間違えなく!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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