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オーストリア/ウィーン特派員ブログ ライジンガー真樹

オーストリア・ウィーン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2010年6月 7日

【ザルツブルク】甘味&お土産講座♪1


【ザルツブルク】甘味&お土産講座♪1

ここオーストリアにおいてウィーンと並んで高い人気を誇るのが、音楽家・作曲家の奇才として世界的に名を馳せた「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」の生まれた街、ザルツブルク。
街の由来詳細については、以前の記事「パイロットお勧めのレストラン」をご参照いただければと思いますが、今回はザルツブルク発祥のお菓子の焦点を絞って、ご紹介して行きたいと思います!

◆お土産人気No1!モーツァルト・クーゲルン
DSC00086[1]-a.jpg ウィーン・ザルツブルクを始め、オーストリアを訪れた方なら誰でも必ず一度は目撃するオーストリア名物、モーツァルト・クーゲルン!ドイツ語の単数形でモーツァルト・クーゲル、複数形はモーツァルト・クーゲルンで、「モーツァルト・ボール」、「モーツァルト球」といった意味合いです。これはモーツァルトの顔がプリントされたアルミの包みに入った丸いボール状のチョコレート菓子で、一見するとただのチョコレート・ボールですが、中に淡いグリーンの”ピスタチオ・マジパン”が入っているのが最大の特徴。食後の日本人の大方の論評としては、「大変濃厚で美味!」と「ちょっと甘過ぎる」と意見が見事に二分されます。著者も最初こそ「若干甘いかな?」と思っていたものの、食べ慣れるとすっかりそのリッチなテイストの虜となってしまい、今やコーヒー&お紅茶のお共に欠かせません!(独特の甘さが癖になってしまうところはザッハートルテと同じです)
また著者の周りにもモーツァルト・クーゲルンのファンが多く、よく頼まれてMirabel社製のものをお土産として持って帰っていたのですが、この程、モーツァルト・クーゲルンを発明したという老舗菓子店をザルツブルクで発見しました!

DSCN7987-a.jpg このお菓子屋さんの名前はFuerst(フュルスト)と言い、菓子職人のパウル・フュルスト氏が1884年にザルツブルクのブロットガッセ13番地で創業したのが始まり。モーツァルト・クーゲルンは創業6年後の1890年に同氏によって発案され、当初は”Mozart-Bonbon”(モーツァルト・ボンボン)と言う呼称でした。
先述の大量生産されている、最もメジャーなMirabel社のモーツァルト・クーゲルンとは一味違い、このザルツブルクのフュルスト1店舗でのみ購入可能。またお味の方もさすが本家本元!!!と食する人を唸らせる、ハンドメイドならではの美味しさがあちこちに漂っています!
まず違うのが、周りのチョコレートの層。他のものに比べてかなり薄めで、柔らかな噛み心地。中のピスタチオのマジパンもとろりとしていて、いかにも作りたてを感じさせるフレッシュさ!単品で買うと1つ90セント、セロファンのラッピング入りだと1つ1.4ユーロと、後続のモーツァルト・クーゲルンよりも若干お値段が張りますが、その価値に十分見合った商品です。
残念なことに、この商品にはコピーライトが存在しないため、ありとあらゆるコンディトライ(お菓子屋さん)がコピー商品を作り「本物」と銘打って販売しているのもまた事実。
実際にザルツブルクの街を歩いていると、「本物のモーツァルトクーゲルン!」といった看板をあちこちのお菓子屋さんで見掛けます(笑)フュルスト以外のモーツァルト・クーゲルンも十分美味しいですが、著者が本物と色々食べ比べたところ、やはり味に雲泥の差がありましたので、ザルツブルクにお越しの方は、是非フュルストでオリジナル商品をご購入されることをお勧めいたします。全て手作り商品のため、保存料不使用で溶け易く、購入後は温度を14度から18度の間に保つのが美味しく食べられる秘訣。本物は金色のアルミではなく、銀地にブルーでモーツァルトが描かれているのが目印です。お間違いなく!


DSCN8047-a.jpg お土産屋さんでよく見掛けるMirabel(ミラベル)のモーツァルト・クーゲルンで、普及率はNo1。著者も気に入って頻繁に購入していましたが、残念ながらオリジナル商品ではありませんでした。

DSCN7988-a.jpg ザルツブルクで見掛けた「本物のモーツァルト・クーゲルン」を名乗るコンディトライ。どのような経緯で”本物”を謳っているのか著者は与り知りませんが、これもオリジナル商品ではありません。

DSCN7998-a.jpg オリジナル店舗・フュルストで復活祭の時期に購入したイースター・バニーのチョコレート菓子。究極に可愛らしいデザインと、舌の上で蕩ける手作りチョコレートが、食べる人を幸せでいっぱいにします♪フュルストはモーツァルト・クーゲルン以外にも、様々なお菓子を販売しているので、是非大切な人へのお土産に如何でしょう?

その他、面白いものでは、
◆Bach Wuerfel"(バッハ・キューブ):ザルツブルク出身ではありませんが、モーツァルトに多大な影響を与えたと言われるバッハを称えるチョコレート菓子。カフェ・トリュフ、ナッツ・トリュフ、マジパンで出来ています。

◆Doppler Kon(ef)fekt(ドップラー・コンフェクト):ザルツブルク出身でドップラー効果の発見で有名な物理学者「ドップラー」の名を冠した、その名もズバリ"Doppler Kon(ef)fekt”!Doppler Konfekt(ドップラー砂糖菓子)とDoppler Effekt(ドップラー効果)をもじった、ウィットに富んだ名前のチョコレート菓子。シャンパン・トリュフ、ヴァニラ・トリュフ及び、ヌガーで出来ています。


DSCN8938-a.jpg 左写真は、夫がザルツブルク出張の際に、お土産の一環として持ち帰ってくれた、アーモンド風味のホワイト・チョコレート。砂糖漬けの可憐なスミレが上にちょこんと乗っています♪一口サイズで食べやすく、味も重すぎず、かといって軽すぎず、食べごたえもバッチリでした。

お店情報はこちらで!

Fuerst/フュルスト

住所: Alter Markt, Brodgasse 13, Salzburg/
アルターマルクト、ブロット通り13番、ザルツブルク

電話: 0662-843759

開店時間:月〜土 8:00〜20:00、日9:00〜20:00、併設カフェあり
但し夕方頃には売り切れ商品が続出するので、午前中のご来店をお勧めします!

URL: http://www.original-mozartkugel.com/ 通信販売はこちらで!

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カテゴリー ショッピング・雑貨・お土産 レストラン・料理・食材 旅行・ツアー・ホテル
2010年6月 7日
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    • 特派員プロフィール
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      ウィーン特派員
      ライジンガー真樹
      スペイン語と異文化研究のため高校時代に南米チリへ留学、国際基督教大学(ICU)卒業。外資系広告代理店のメディアプランナー、欧州系エアライン2社の客室乗務員を経て現在はモード業界 に。仕事の傍ら子育てと執筆に勤しみ、ウィーンで話題のスポットや伝統的なカフェとスイーツ、日本とはかなり異なるオーストリア事情など、バラエティに富んだ情報をお届けすべく活動中!連絡先Facebookページ DISQUS ID @disqus_zl3jc0QKNG

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