イチゴとルバーブ(大黄)のマフィン!
昨日ミラノとコペンハーゲンへのフライトが入っていた著者は、休憩時間のおやつにしようと、空港にあるベーカリー”Stroeck"(シュトリュック)でとっても美味しそうなマフィンを購入しました。(1.05ユーロ)
外はカリカリ、中はふわふわで、トッピングはイチゴとフキのような変わった繊維質のもの。
これは何だろう???
帰って調べてみると、何とそれはタデ科のRhabarber(ドイツ語でラバーバー、日本語でルバーブ、食用大黄)だということがわかりました!写真でもうっすらとフキの茎のようなものが見えるかと思います。
原産地はシベリアですが、ここオーストリアでも栽培が進み、ラバーバーの茎の部分を甘く煮て、果物のようにジャムやパイの具に用いたりするそうです。昨日のマフィンはその一環ですね。
また日本では根茎を乾燥させて、生薬や漢方薬として使用されているようです。その場合、消炎・止血・緩下作用があるのだとか。
何れにせよ、ビックリしました!
またラバーバーの味・食感自体に独特の癖はなく、マフィンは1分でペロッと完食できるくらい美味しかったです♪
ただ著者は調子に乗り、本日も自宅近くの別のシュトリュックでこのErdbeer-Rhabarber-Vollkorn-Muffin(エアドベーア・ラバーバー・フォルコーン・マフィン/イチゴ・ルバーブ・全粒粉マフィン)を購入したところ、表面が全くカリカリでないどころか、むしろベタベタさえしている有様!!!欲張って4つも買い込んだのに、昨日ほど美味しくありませんでした。。。しゅん。。。きっとラバーバーはタデ科なだけに、蓼食う虫も好き好きできるよう、”カリカリバージョン”、”しっとりバージョン”等、多様な取り揃えがあるのでしょう。
(多分違います)
スターバックスの抹茶フラペチーノも店舗や作る人によって、非常に美味だったり、微妙に不味かったりするのと同じ具合です。前回最高に美味しかったので、あの感動をもう一度!と勢い込んで買って不味かった時の、あの失望感。皆さんも一度や二度ご経験あるのではと拝察します。
少しマフィンのネガティブな面にも触れてみましたが、それでもお値段は1個1.05ユーロとお安いですし、大黄を日本で漢方薬以外で味わえる機会もあまりなさそうですので、ウィーン街歩き中や空港で小腹がすいたときに是非、一度お味見してみて下さい!
購入できるのはStroeck(シュトリュック)という黄色い看板のパン屋さんです☆
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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