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オーストリア/ウィーン特派員ブログ ライジンガー真樹

オーストリア・ウィーン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2010年7月 6日

マジョルカ 天才ガウディの残した祭壇


マジョルカ 天才ガウディの残した祭壇

このところ、ワールドカップでどの国も盛り上がっていましたね!
著者も日本初戦である「日本対カメルーン」戦をステイ先のマジョルカ島でしっかりと観戦しました!
そうなんです、周りがミラノやロンドンといった華やかなステイが入る中、著者にはまたマジョルカ島&(意外とイケてる)グラーツという因縁のステイが待っていました。

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前回マジョルカ島では”カテドラル見物ができなかった”という非常に無念な思い出がありましたので、今回は石に噛り付いてでも内部にあるガウディの祭壇を観て帰る所存です。

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マジョルカ島のホテルに着いた著者が最初に目にしたものは、ロビーに吊られた巨大スクリーン!チェックイン直後に日本V.S.カメルーン戦がスタートしたので、著者は部屋に赴かず、そのままロビーに残って画面に見入りました。
街の様子からして、マジョルカもかなりサッカー熱で沸き立っていましたが、この日本対カメルーンのカードには残念ながらあまり関心がないようで、ロビーで手に汗を握って観戦していたのは著者と、他にもう一人、若干酩酊気味のおじさまのみ。少々淋しい感じは否めませんでした、でも程良い人口密度で、勝ち戦をゆったりと楽しむことができました。
(左写真:マジョルカで見掛けたマラドーナのバスタオル。土曜に負けちゃいましたが、こちらではまだまだ人気のある様子)

本当は晩御飯&ショッピングセンターのツアーに他の同乗クルーから誘われていたのですが、前日良く眠れず疲れていたのと、お天気が悪く非常に寒かったので、軽くお散歩した後、著者はホテルの部屋でゆったりと寝そべりながら引き続きサッカー観戦と洒落込みました。

そして翌日は勿論、前回し損ねたカテドラル見物のリベンジに、朝7時に起きて出掛けました。
いつ来るとも知れないバスを待つ時間が勿体なかったので(=ラテンの国はタイムスケジュール通り動かないことが日常茶飯事なので)ホテル前に停車していたタクシーに乗りこみ、運転手のおじさんに目的地を告げるや否や「絶対開いてない!早すぎる」と宣言されてしまいました。。。折角早起きしたのに〜!スーパーマーケットは朝7時にオープンするなど、早寝早起が徹頭徹尾されているオーストリアに著者は慣れてしまっていたので、朝もつい早く行動してしまったのですが、そこはシエスタの国・スペイン。10時まではカテドラルもショップもオープンしないそうです。(まぁ、ウィーンのショップも大概9時半〜10時オープンですが)

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仕方がないので、時間になるまで運転手のおじさんが教えてくれた”カテドラル近辺の旧市街”を散策することにしました。結果から先に言いますと、とっても良かったですよ!
ヴェネチアを彷彿とさせるような、入り組んだ細い路地がくねくねと続き、角を曲がるたびに面白い発見が待ち構え、著者の熱い冒険魂に火が付きました。そして、どんどん先に進んだつもりが、いつのまにか同じ広場に戻っていたこと数回。全くもって揶揄をたっぷり含んだ市街地です。
でもこういう細い路地裏っていきなり怖い通りに繋がっていたりするので、冒険するときは十分な注意が必要です。
著者にも怖い経験が何度かありました。留学先だった南米のチリで、ギリシャのアテネで、そして南仏の香水の街・グラースで。それまで長閑だった田舎道がいきなり物騒な通りに豹変したりするんですよね。アテネでもグラースでも毅然とした同僚に支えられてその場を凌ぎましたが(笑)

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冒険中に可愛いパールのアクセサリーを売っているお店を多数発見!
地中海に浮かぶ島だけに、真珠産業が発展している模様です。オーストリアには海がないので、ウィーンではパールを殆ど見掛けません。これは貴重!!!
お店がまだ閉まっていたから良かったものの、これが開いていたら衝動買いに走ってしまうところでした。

ひとしきりお散歩して時間を潰した後、本命のカテドラルへ!
開館15分前でしたが、もう沢山の人が並び始めていました。そして開館と同時に著者も中へ。

小部屋を2つ抜けたところにいきなりありました!著者が見たくて見たくてたまらなかったガウディの祭壇!!!

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大学の卒業論文執筆のために、著者は一時期バルセローナに滞在したことがあったのですが、そのときもガウディの未完の超大傑作”サグラーダ・ファミーリア”やカサ・ミラ、カサ・バトージョ(カサは家の意)、パルケ・グエル(グエル公園)といった数々の建築物を目の当たりにし、心が打ち震えたものです。

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通常プロテスタント教会では祭壇にシンプルに十字架のみが、カトリック教会ではゴージャスなステンドグラス+磔刑のイエズス・キリスト像が正面に掛っているのですが、この十字架装飾は、正に船を連想させる、限りなくダイナミックでオリジナリティ溢れたデザイン!!!地中海に浮かぶマジョルカ島のカテドラルならではの醍醐味で、「これぞガウディ!」と思わず唸ってしまうような、参拝者の期待を裏切らない作品に仕上がっています。
教会内が薄暗くてフラッシュ撮影禁止だったこともあり、写真ではその凄味が伝わらなくて残念なのですが、とにかく斬新、巨大、神秘的、ゴージャス・・・と形容詞を挙げると数限りないほど魅力的な祭壇でした!!!

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これは祭壇の右横にあった小部屋。こちらも海関係で、まるで海底を模したような一風変わったデザイン。ワカメや藤壺、珊瑚の様なデザインもちらほら散見できます。それに窓も煤けて真っ黒!!!芸術的に優れているのか、ただグロいだけなのか、著者は一瞬判断に苦しみました。

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その他にも海を連想させるデザインがあちこちに散りばめられています!

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カトリック教会独特の、巨大で煌びやかなミサ用の神器。著者も小〜中学校がカトリックだったので、よく神父さまがこれのミニバージョン(といっても成人の上半身くらいの大きさ)を礼拝時に捧げ持っていらっしゃるのを度々目にしましたが(振ると鈴のような音が鳴る)、恥ずかしながら未だにこれがどういう役割を果たしているのか不明のままです。生前本人に直接聞いておけば良かったと今更ながら後悔の嵐。
ちなみにこの写真にあるCatedral de Mallorcaの神器は、成人よりもずっと大きなサイズです!

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こちらは銀器ヴァージョン。ちょっとブレてしまいましたが、人間と大きさを比較頂けるでしょうか?こちらの女性も貫録たっぷりですが、この神器の大きさと存在感たるや、その比ではありません!このような巨大な代物を、両手で捧げ持つことなど、例え曙やシュワちゃんでもできるのでしょうか?礼拝中にプルプル来てしまいそうです(笑)

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これまた巨大な展示物の数々。

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大理石で作られた豪華絢爛なお墓も、教会内部に「複数」設置されていました。著者的に、教会は夜に訪れたくないスポット、トップ10に余裕で入ります。


今回は取り敢えず「カテドラル・デ・マジョルカ」のご紹介で一旦終了したいと思います。また町の様子とか時間ができたら是非お伝えしたいと思っていますので、今暫くお待ち下さいね!

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      ウィーン特派員
      ライジンガー真樹
      スペイン語と異文化研究のため高校時代に南米チリへ留学、国際基督教大学(ICU)卒業。外資系広告代理店のメディアプランナー、欧州系エアライン2社の客室乗務員を経て現在はモード業界 に。仕事の傍ら子育てと執筆に勤しみ、ウィーンで話題のスポットや伝統的なカフェとスイーツ、日本とはかなり異なるオーストリア事情など、バラエティに富んだ情報をお届けすべく活動中!連絡先Facebookページ DISQUS ID @disqus_zl3jc0QKNG

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