ウィーンの気候と持ち物 ~初秋編~
夏の暑さはどこへやら、ウィーンもぐっと気温が下がり、すっかり秋めいてきました。
とはいえ、先々週はお昼間の気温が約35度と、日本の真夏並みの熱波が街を襲ったかと思えば、
先週からは14度まで冷え込んだりと、ウィーンの気候は正にジェットコースター。
ウィーンはヨーロッパの中央に位置しているため、一説によると、ロシア方面からの冷たい風が吹いた日と、スペイン方面から暖かい風が来る日とで、このような温度差ができてしまうのだとか。
住み慣れてくると、この目まぐるしい気候の変化にもそれなりに対応する術を覚えますが、やはり旅行者泣かせの初秋のウィーン。そんな時期に皆様が旅行中快適にすごすコツとは、やはり重ね着!
今週はお昼間の気温が20度前後と少し暖かめですが、やはりまだ気温が30度台の日本からいらっしゃる皆様には肌寒く感じられるはず。もし9月中にウィーンにいらっしゃるのであれば、少し暖かめの秋物ジャケット一枚と先の閉じた靴(夏物のサンダルではなく)をお持ち下さい。
また日中は暖かくとも、ウィーンは日本と違って湿度が低いため、木陰や夜はかなり冷え込みます。
いちいちホテルに戻って着替えるのも面倒でしょうから、その場合には中に一枚着こめる薄手のカーディガン(カシミア混がお勧め)やキャミソール、ストールをバッグに忍ばせておくと便利です。ユニクロのヒートテックシリーズもかさばらず、旅行中の心強い友となってくれることでしょう。
また大判のハンカチは、レストランに入った際に膝かけにしたり、寒い時は首に巻いたり、オペラ鑑賞しながら涙を拭ったりと、手や汗を拭く以外にも多方面で活躍してくれます。
でも薄着でうっかり街に出てしまった!!!というときでも慌てなくて大丈夫♪
以前もコーヒーが美味しいと紹介したチェーン店の"Tschibo(チボー)"ですが、ここには生活用品、台所用品だけではなく、防寒対策にも備えたアウトフィットや便利グッズが週替わりで売られています。
色目がシックな上に、クロコダイルともレパードともつかない微妙で幽き柄が、
凡庸な色目のストールに唯一個性を与えており、そこに惚れこんでしまいました(笑)
長さは「約」190cm x 70cmと大きめで、素材はアクリル55%、ヴィスコース45%。
お値段も7.99ユーロと破格ですし、外出先の防寒対策どころか、お洒落すら楽しめてしまう著者一押しのストールです☆
この便利なショップ、Tschibo(チボー)情報は、以前の記事「ウィーンで極上のコーヒー豆を買う」でも紹介していますので、良ろしければそちらも併せてご参照ください。
ウィーン1区の旗艦店(ケルントナー通りとグラーベン通りに各1店舗ずつ)を始め、主要な通りには必ず出店していますので、外出先で「寒いかも!?」と感じられた時には、是非探してみて下さいね☆
思い掛けない掘り出し物に、旅が俄然楽しくなること請け合いです!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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