ビール好きのあなたへ

公開日 : 2010年10月13日
最終更新 :

9月下旬から10月頭にかけて、お隣ドイツのミュンヘンで、オクトーバーフェストなるビール祭りが毎年開催されていますが、ここオーストリアでも、ラガービール発祥の地として、美味しいビールが豊富なバリエーションで展開されています。

ビールのセレクション-a.jpg

繧ェ繝シ繧ケ繝医Μ繧「縺ァ縺ッ縺薙■繧峨繝薙繝ォ繧定牡縲⒩ゥヲ縺励◆縺ン繝シ繝ォ螂ス縺阪譁ケ縺ョ縺溘a縺ォ縲√%繧薙↑螟「縺ョ繧医≧縺ェ繧サ繝ャ繧ッ繧キ繝ァ繝ウ縺悟」イ繧峨l縺ヲ縺∪縺呻シ∵ョ句ソオ縺ェ縺後i蜈ィ縺ヲ縺後が繝シ繧ケ繝医Μ繧「逕」縺ョ繝薙繝ォ縺ィ險わけではないのですが、一部こちらのものを紹介すると、

◆Ottakringer(オッタクリンガー):1837年に生産開始。

ウィーン16区に本拠地を置く、ウィーンを代表する地ビール。アルコール含有量5.2%。非常に辛口。

またオーストリアの航空会社で搭載されているビールは、全てこのブランド。

写真では右から2番目。

◆Zwettler(ツヴェットラー):

1708年、ニーダーエステライヒ州のZwettl(ツヴェッテル)で誕生。写真では左から2番目。300年以上の歴史を誇り、記念品のビールグラスやユニークなビールの蓋等を、オフィシャルウェブサイトにて販売。http://www.zwettler.at/category/shop/300-jahre-zwettler/

(但し、発送先はオーストリア、ドイツ、スイスの3カ国のみ)

◆Gösser(ギョッサー):1860年、シュタイヤマルク州Leoben(レオーベン)発祥のビール。

アルコール含有量5.7%。今年で醸造所設立より150年の節目とあり、記念パーティーやイベント等に力を入れている模様。写真では左から5番目。

◆Schwechater(シュヴェヒャーター):1632年誕生。ウィーン市内より車で20分、ニーダーエステライヒ州のシュヴェヒャート発祥のビール。アルコール含有量5.0%。写真では一番右。

因みにウィーン国際空港はウィーン市内ではなく、このシュヴェヒャートに位置するため、ウィーン・シュヴェヒャート国際空港が正式名称。(かつての新東京国際空港が千葉県にあるような感じです)

写真中で、オーストリア産でないビールはこちら。

◆Beck's(ベックス):1873年、ドイツ北西のブレーメンで誕生。

ブランド・ローンチから1年以内に皇太子フレデリックから賞を賜り、その後も1876年にアメリカで初のインターナショナル・プライズを受賞する。2008年の統計調査によると、ドイツで第5位のビール消費量を誇る。

写真では一番左。

◆Heineken(ハイネケン):言わずと知れたオランダのビールブランド。

1873年誕生で、アルコール含有量は5.0%。写真では左から3番目。

◆Budweiser(バドワイザー):アメリカ合衆国ミズーリ州セイントルイス発祥。

Budweisとは元々、チェコ共和国のブジェヨヴィツェ市のドイツ語名で、当地でのビール醸造の歴史は12世紀にまで遡る。これとは無関係に、アメリカに渡ったドイツ系移民が、1876年に自社醸造のビールにビールの名産地であった"Budweis"の名を用いて誕生したのが濫觴。

後に、チェコ醸造所と商標権を巡った訴訟問題となる。

写真では左から4番目。

◆Desperados(デスペラードス):

1995年にフランスで誕生した、テキーラ・フレーバーのビール。アルコール含有量5.9%。

また、"Desperados"とはスペイン語で「絶望した者たち」の意。

上で紹介したもの以外にも、オーストリア産のビールはまだまだ沢山あります!例えば・・・

オーストリアのビール2-a.jpg

1492年にザルツブルク発祥のビール。

アルコール含有量4.9%。僅かに辛口テイスト。

◆Zipfer(ツィプファー):

1858年、オーバーエステライヒ州のZipferにて誕生。アルコール含有量5.0%。

◆Wieselburger Bier(ヴィーゼルブルガービア):

ニーダーエステライヒ州の大醸造所、Wieselburg(ヴィーゼルブルク)にて、1770年に誕生。

アルコール含有量5.0%。

お味についてはちょっと書き切れませんので、皆様がお口にした時のお楽しみとしておいて下さいね☆

オーストリアではホットワインやプンシュが美味しくなってくる季節ですが、ビールもまだまだ健在。

ウィンナーシュニッツェル等に合わせて、色々な銘柄のビールを心ゆくまで楽しんで下さいね!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。