この時節一押しのスープ~アンズタケとカボチャ~
Eierschwammerl(アンズタケ)とカボチャが美味しい季節となりました!
著者も早速行きつけのレストランで、これらのスープを見つけてトライ☆
Waldviertler Eierschwammerlsuppe(ヴァルトフィアートラー風のアンズタケスープ) <4.40ユーロ>
細かく刻まれたアンズタケの芳しさが、生クリームと相まって円やかさを増したところに、カイワレ大根が最後にシャキッと味を締めています。
麻の実をまぶしたパイ生地のスティック添えられているので、更にさっくりとした食感と香ばしさをも堪能できる、著者一押しのスープです!
※スープの名前についている"Waldviertler"とはウィーン近郊のアンズタケの産地
Retzer Kirchtagssuppe(レッツ村の祭日スープ/カボチャスープ) <4.30ユーロ>
オーストリアのカボチャは大概において、日本のものよりも酸味が効いているため(詳細は「カボチャ、カボチャ、カボチャ」参照)、スープも円やかさというよりは、酸いテイストが感じ取れます。
また数日前の記事(「【お土産情報】前菜・メイン・デザートにまで使えるカボチャオイル」)で、"カボチャの種オイル"について記載したところ、一部の方からご好評を頂きましたが、このスープにも件の「カボチャオイル」と「炒ったカボチャの種」が漏れなくトッピングされています!
※レッツ村はチェコ共和国近郊にあるワインの産地で、このスープはレッツ村独自のレシピにより作られたもの。
アンズタケもカボチャも、ウィーンで味わえる秋限定の特産物です!
最近でこそビニールハウス栽培が徐々に見られるようになったものの、オーストリア人はあくまでも"自然のもの・旬のもの"に拘るため、ウィーンでは同じ野菜や果物が一年を通して手に入ることは滅多にありません。
したがってこの2種のスープも今の時節限定ですので、この時期オーストリアにご旅行の皆様は是非お見逃しなく!
これらのスープを振る舞うお店は、以前からこちらで度々ご紹介しているオーストリア料理の老舗レストラン、Amon's(アモンズ)。お店の詳細情報をお知りになりたい方、他のお料理にもご興味のある方は、こちらをどうぞ!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。