晩秋~初冬のお勧めアウトフィット
以前このコーナーで、「ウィーンの気候と持ち物~初秋編~」を記事にしましたが、今回は晩秋~冬のアウトフィットを紹介したいと思います。
このところのウィーンは寒く、晴れよりも灰色の空が見られる日が随分と多くなりました。
本日は最低気温が摂氏6度、最高気温は摂氏13度との予報ですが、ウィーンでは常に風が吹いているため、体感温度はそれよりも低めです。
ウィーンは、はや晩秋に差し掛かり、11月ともなると初冬の気配が感じられるようになります。
真冬はどのような防寒具が必要なのか旅行者の皆さんもだいたい予想がつきやすいと思うのですが、この晩秋の時期は一体どんなアウトフィットが適しているのか、悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ズバリこの時期(10月~11月初旬)必要なのは、薄手のダウンジャケット、若しくは腰丈のコート。
お昼間はまだしも、日が暮れると同時に深々と冷えだしますので、お昼間は畳んで手に持ち、夜にはお食事にも着て行けるシックな色味とデザインの(スポーティ過ぎない)薄手のダウンジャケットが一番活躍しそうです。
11月中旬以降はウィーン各地で「クリスマス・マーケット」も開催されますし、そこでホットワインを片手にウィーンのクリスマス気分を満喫したいのであれば長くて厚手のダウンコート、ウールコートの着用をお勧めします。
ただ帽子と言っても、ベレー帽やキャップなどではなく、写真のような耳の隠れる暖かい素材のニット帽。耳が隠れると体温の奪われ方が全然違いますので、ヘアースタイルを崩したくない女性や、男性の中には耳当てだけしているという人もよく見掛けます。
著者もレザーのものが好きだったのですが、こちらの真冬では手袋をしていても、指先から凍えるようなこともしばしば。フリース素材の方が暖かく、頻繁に洗えて清潔ですので、最近では専らこちらばかり使用している状態です。
ストール・マフラー類。
冬の暖かさを決めるのは、足元だと言っても過言ではありません!
上の写真を見比べて頂くと一目瞭然ですが、日本で売られているブーツは靴底が薄いものが大半で、底冷えのするウィーンには不向きです。右のブーツはウィーンのものですが、これでも靴底はかなり薄い方です。
また、雪・みぞれ対策として、スウェード素材のブーツは勿体ないのでお勧めできません。
冷えは日本人の大敵ですので、楽しくウィーン滞在・ウィーン観光を満喫するためにも、防寒対策はしっかり準備なさってお越しになることをお勧めします。ただでさえ心細い異国のトイレ事情。体を冷やして、わざわざその訪問回数を増やしたり、不調に苦しまないためにも、ご自分のライフスタイルに合ったアウトフィットでいらして下さいね!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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