美術館内のカフェとケーキ~皇室御用達ゲルストナーにて~

公開日 : 2010年11月22日
最終更新 :
topfentorte陳列-b.jpg

本来は展示コレクションから先にレポートするべきなのですが、ここのところ少し芸術関連の話題が続いていたので、今日は久し振りに美しいカフェと美味しいケーキの話題を。

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◆美術史博物館内のカフェ

cafe店内-c.jpg

中は大理石と化粧漆喰、金箔、及び壁画で華麗荘厳に飾り立てられており、中を歩くだけでも溜息もの。

これだけでも圧倒されるのに、更に2階ホールにあるカフェ・ゲルストナーでは、昔のヨーロッパの雰囲気を味わいながら、美味しいお茶とケーキまで楽しめてしまいます!

◆皇室御用達ゲルストナーのカフェとケーキ

ゲルストナーといえば、1847年創業のHofzuckerbaecker(皇室御用達菓子店)。

その老舗がこの美術館内に出店しているのですが、最高のロケーションで極上のコーヒーとケーキが頂けるとあって、

観光客はもとより、地元でも大人気のスポット!

ケーキのショーケースを見に行くだけでもワクワク!

どれにしようかな~???

ケーキ陳列棚3-a.jpg

迷った末に、今回オーダーしたのはこちら。

maronitorte-a.jpg

Maronitorte(マローニトルテ/マロンケーキ)とTopfentorte(トプフェントルテ/レアチーズケーキ)。

ここゲルストナーのケーキは、他の老舗コンディトライのものとは違い、甘さ控えめで日本のケーキに一番近い感覚。

甘すぎるヨーロッパのケーキがちょっと苦手な方でも、美味しく頂けます。

こちらは一緒にオーダーしたコーヒー。

einspaenner-b.jpg

このブログをずっと読んで下さっている方にはもうおわかりかと思いますが、

左がEinspaenner(アインシュペンナー)、右がカプチーノ。

以前の記事でも触れましたが、前者が所謂日本の「ウィンナーコーヒー」のモデルとなったとされるコーヒーで、

エスプレッソにホイップクリームがたっぷりと乗っています。(勿論ホイップクリームは甘くありません!)

そして、後者のカプチーノにもやはりホイップクリームが。

Gerstnerのコーヒーメニュー-a.jpg

メニューにもちゃんと

「カプチーノ: コーヒーのホイップクリーム添え」

と書かれています。

むしろこのカプチーノの方が、日本におけるウィンナーコーヒーに近いのかも?

cafe上から2-a.jpg

ロケーションもお味も最高と、著者一押しのスポットですので、ウィーンにお越しの際には迷わずこちらを訪れてみて下さいね!

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住所:Maria-Theresien Platz,1010/

マリア・テレジエン・プラッツ、ウィーン1区

最寄: 路面電車1,2,D番Burgring下車

電話: (0)1 5252 44025

開館時間: 火~日曜 10時-18時(月曜休館)

料金: 10ユーロ

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筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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