本物の樅の木でクリスマスツリーを飾ろう! ~雪の降るウィーンより~
この時期、道行く人や地下鉄の中でまで、樅の木を肩に担いだお父さん方を沢山見掛けます。
著者も独身時代、ツリーをお部屋に飾りたくて仕方なかったのですが、女性一人では担いで帰ることも難しく、はたまた本物の樅の木をどうやってお部屋に立てるのか、その際どのような器具が必要なのか、そして事後は如何にして処理するのか・・・・・・、といった様々な問題点を抱えていたため、毎年指をくわえてクリスマスマーケットならず、クリスマスツリーマーケットを眺めていたのでした。
晴れて本物の樅の木をお家に飾れるようになったのは、夫と出会った後のことです。
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著者は小さいものが好きなので、毎年15~25ユーロくらいの価格帯のものを購入します。
一番お安いものでは11ユーロくらいからあるのですが、あまり安価だと、枝の付き方が貧相だったり、形が360度バランスが取れていなかったりと、飾り付けにも支障をきたしてしまうので注意が必要。
因みにニューヨークではイケメンのツリー販売業者が売り上げを伸ばしているらしいですが、ここウィーンでは普通のおじさんが売っているケースが大半。皆さん、販売員の外見よりも、木の質と値段を鑑みて買っている模様。ツリーに関しては質実剛健のようです(笑)
家についたらネットをハサミでカットして外し、ツリー専用の土台に真っ直ぐネジで固定してできあがり!
後は飾り付けを存分に愉しむだけです :)
翌年は反省して藤子ちゃんに因んだ薄紫色のトーンで仕上げたところ、深緑とのコントラストがとても綺麗に映えましたよ!!!何事も経験です(笑)
著者は昔からクリスマスツリーが大好きだったので、毎年新しいオーナメントや違う色・大きさのツリーを買い足すのは勿論のこと、幼少の頃は11月からお部屋を飾って周囲を驚かせたこともあったほど。そんな著者も本物の樅の木で作られたクリスマスツリーは、ウィーンに来て初めて目にしました。日本ではプラスティック製のツリーが主流ですが、逆にこちらオーストリアでは断然、本物を多く見かけるのが実情。設置が面倒なことに加え、水を定期的に遣ったり、暫くすると枯れた葉が床にパラパラ落ちてきてお掃除が大変など、欠点もそれなりにあるのですが、やはり本物特有の芳しい木の香りや、見た目の質感などは代え難いものがあります。
今年もぜひツリーを飾りたいところですが、"超"やんちゃなシャム猫(ロキ君)に破壊されるであろうことが容易に想像できるので、目下検討中。もし計画実行後、綺麗に飾れた際には、破壊前・破壊後とお写真で紹介したいと思います(笑)
またツリーのオーナメントについても書きますね!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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