【罰金情報】 地下鉄の無賃乗車

公開日 : 2011年01月24日
最終更新 :

ウィーンで皆さんが一番お世話になる交通手段は地下鉄だと思います。

片道1.8ユーロ(路面電車・バス内で購入の場合は2.2ユーロ)を払い、切符に時刻スタンプを印字してから一定時間以内であれば、他の地下鉄路線や路面電車、バスにも乗り継げてしまうという、非常に便利な存在。(但しウィーン市内のみ。ウィーン・シュヴェヒャート国際空港はウィーン市外にあるので、市内からは別料金)

以前の記事でも触れましたが、驚くべきことに、このウィーンの地下鉄には改札というものがなく、無賃乗車がいとも簡単。著者も考えごとなどをしていると、つい切符を買い忘れて乗ってしまうこともあるくらいですが、そういう日に限ってコントロールに遭ったりするので要注意です。

無賃乗車チェック-a.jpg

駅改札やホームで制服チェッカーに待ち伏せされるケースと、車内に突然乗り込んで来る私服チェッカーに切符提示を求められるケースと、色々なパターンがあります。

実はつい2-3日前、地下鉄のとある駅でチェックが行われているのを目撃したので、

写真に収めてみました(※)。紺色の服に黄色いジャケットを羽織っているのがチェッカーで、彼らに有効なチケットを提示しなければ、70ユーロの罰金が徴収されてしまいます。

※あまり近くでカメラを構えて、不審者扱いされても困るので(グラーツの二の舞は御免です...笑)、若干離れてシャッターを切りました。ちょっとお写真がブレていますが、そこはご勘弁を!

写真を撮った時点ではまだ午後も浅く、チェッカーが数人立っている程度でしたが、お買い物帰りのラッシュアワー時に見てみると、蟻の這いでる隙間もないほど、びっしりと係員で改札がブロックされていました。

こんなことをするくらいなら、始めからパリやニューヨーク並みにがっちりとした自動改札を設ければ良いと思うのですが、それでは経費が掛かり過ぎるらしく、無賃乗車に対しては未だにこの方式で課金がなされています。

日本から観光にいらっしゃる皆様も、慣れないウィーンの地下鉄でうっかり切符を買い忘れないようにして下さいね!忘れっぽい方にはご滞在期間に合わせて、一日乗車券、ウィークリーチケット、マンスリーチケット等のご購入をお勧めします(笑)

デコバナー藤子と悪魔天使-a.gif

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筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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