【ローマ】サン・ピエトロ大聖堂

公開日 : 2011年02月04日
最終更新 :

ローマ滞在2日目、サン・ピエトロ大聖堂に向かう著者一行は、危うく素敵な警官のオジサマに足止めを食わされてしまいましたが、その後遂に目的地のサン・ピエトロ広場へと到着!

San-pietro1-a.jpg

左右を284本もの柱に囲まれた巨大な楕円形の広場には、サン・ピエトロ大聖堂に入場すべく、セキュリティ・チェックの前に各国から訪れた観光客がぐるりと列をなしていました。

真面目に並ぶ人も多い中、とあるイタリア人一家が最前列に横入りしようとし、そこに居合わせたドイツ人が猛烈に抗議しているという滑稽な場面にも遭遇。(ドイツ人が必死にイタリア語で「列の後ろに並んで下さい!みんな並んでいるんです!」と叫ぶ中、当のイタリア人は「ワカリマセ~ン♪ワカリマセ~ン♪」と繰り返すのみ。結構ありがちな光景)

因みに奥に見える緑色のクーポラは、建築家ブランマンテやミケランジェロなどにより設計された壮大な規模。

Piazza-san-pietro3-a.jpg

はて、パァパ(教皇さま)は日曜の正午前後にお顔を出すのではなかったのか?

辺りに侍っている、警護担当者や係員2-3人に確認したところ、確かに間もなくパァパが大衆にご謁見なさるのだそう。良く見ると、広場にもパァパを待つ群衆が、今か今かとオベリスクの左手にひしめき合っています。

これはご尊顔を拝む千載一遇の大チャンスに間違いありません!著者一行はサン・ピエトロ大聖堂を僅か20分間で見学し終え、パァパのご登場に盤石の備えで臨みました。

papas-fenster2-a.jpg

ベネディクト16世が、サン・ピエトロ広場右側の建物最上階の窓からお話をなさっています。

演説はスピーカーから流れ、大音量でヴァティカン中に響き渡る勢いです。

この有り難いお話はイタリア語で5~10分ほど続いたのち、円満に終了となりました。

Cupola下から見た図-a.jpg

このクーポラ見学には「階段コース」(4ユーロ)と「エレベーター・コース」(7ユーロ)の2種類がありますが、著者一行は今後も精力的にローマ観光を続ける所存です。初っ端から疲れるわけには参りません。ということで、迷うことなくエレベーター・コースを選択。

(写真はクーポラを大聖堂内から見上げたもの。人間の大きさと比較してみて下さい)

Vaticanミサに出席する人々-a.jpg

下でミサに出席する人々もこの通り。

San-pietro-天井-a.jpg
Cupola-mozaic-2-a.jpg
Cupola-mozaic-angelo1-a.jpg
cupola全貌1-a.jpg

この写真で言うと、写真右下に見える出入り口が先ほどのモザイク画のテラスに繋がっており、著者一行が現在立っている場所は大聖堂の天井上ということになります。

そして良く見ると、クーポラ単独の大きさでさえ、並みの教会がすっぽりと入ってしまいそうな規模。

Cupola天辺外観3-a.jpg

もうおわかりでしょうか?

次に著者一行が登るべきはこの巨大なクーポラのてっぺん!

観光客が鈴なりになっている、テラス部分こそが次の目的地です。

次回をお楽しみに!<続>

デコバナー湯たんぽで暖まる藤子ちゃん-a.gif

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筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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