【ローマ】ミケランジェロのピエタ ~サン・ピエトロ大聖堂より~
絶景かな、絶景かな!
南禅寺山門から紅葉色づく京都の町並みを見下ろす石川五右衛門の快哉には及びませんが、一昨日お伝えした、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラから見渡すローマの町並みもまた素晴らしいものでした。
本日はそのクーポラを下り、大聖堂内と宝物殿、カタコンベを見学する「サン・ピエトロ大聖堂編」の最終章です。
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この大聖堂の着工は4世紀、クーポラができたのが1593年、そして全体が完成を見たのは1626年なのだそう。
日本で1593年というと、淀君が豊臣秀吉の息子、秀頼を生んだ年ですし、1626年は徳川家康の死後から10年の、2代将軍徳川秀忠の治世でした。
以下、言葉では表せないほど巨大且つ、荘厳華麗なサン・ピエトロ大聖堂をお写真にて少し紹介します。
構造が複雑に入り組み、天井も突き抜けるように高いため、カメラがピント調整不可能に陥り、撮影も随分と難航しました。
内側では列を作って、順番に祈りを捧げる人が後を絶ちません。
この日はローマにしては酷く寒く、マントで大部分が覆われてしまっていたのが悔やまれるところ。
サン・ピエトロ広場は左右を4重の円柱群に囲まれているのですが、とある地点に立つと、柱が全て一重に見えるのです。面白い演出考案に関しても天才的だったベルニーニのアイディア。
ここでは紹介しきれないほど見所の多いサン・ピエトロ大聖堂。
セキュリティ・チェックの列に並んだのは教皇さまを拝む正午前だったのに、ふと時計に目を遣ると、既に15時を過ぎています。
急に空腹を覚えた著者一行は、テヴェレ川を渡り、ナヴォーナ広場付近で適当なリストランテを探すことにしました。<続>
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絶景かな~~
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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