【ローマ】ラザーニャにティラミスに! お食事編 2
今回はローマ滞在二日目に摂ったレイト・ランチのレポートをお届けします!
さてヴァティカン市国を後にした著者一行ですが、ここからは表参道であるコンチリアツィオーネ通りを延々と歩き、サンタンジェロ城を左手に見ながら、ナヴォーナ広場までのショートカットであるエマヌエーレ2世橋を渡り、テヴェレ川の東側に歩を進めることにしました。
本当はサンタンジェロ城とサンタンジェロ橋もゆっくり見学したかったのですが、午後ももう遅い時間。空腹感が募っていたことに加え、雨がぱらつき予想外に冷え込んでしまったので、今回はスキップすることに。
また、ここはダン・ブラウン著のベストセラー小説「天使と悪魔」で、犯人が身を潜めていた場所としても有名。
霧雨の降る寒い日には、こんな暖かみのある場所に来るとほっとしてしまいます。
トマトとガーリック、モッツァレラ等が乗ったバゲットで、コクのあるオリーブオイルと塩コショウで味付けがなされていました。
驚いたのは、トマトがオーストリアで食べるものよりもずっとずっと美味しいこと!オーストリアでもスーパーマーケットではイタリア産のトマトがメジャーですが、味が水っぽい。
それに対し、イタリアで食べるトマトは味が濃く、良く熟れているのが特徴!
トマト嫌いの夫が文句をこぼすどころか、「美味しい」を連発しているのが非常に印象的でした。
こちらが著者の頼んだ"本日のスープ"と夫のラザーニャ。
スープはあっさりとした素朴な味ながら、ズッキーニやキャベツなどのフレッシュな野菜がたっぷりで、冷え切った体を温めるのにはもってこいの一品でした。
また本場イタリアのラザーニャは、さすがにヌードルが違う!
トマト同様、ウィーンの自宅では必ずイタリア産のヌードルを使用してラザーニャを作るのに、ヌードル自体の味が全然別物です。国境を接した隣国なのに、こうも違うものなのでしょうか???
お夕食をたんまりと頂きたかったので、レイト・レンチはこのくらいで軽くとどめておくことにしました。
ティラミスを注文してしまいました(笑)
出てきたお皿を見て、一風変わったデコレーションに驚いたのもさることながら、今までの人生で食べたどのティラミスとも異なるテイストに、著者も夫も思わず目を見張ること頻り。
通常のティラミスであれば、レイヤーに使用されるビスケットやラム酒、上のカカオパウダーの味が強いのに対し、こちらは何と言ってもマスカルポーネ・クリームの味が支配的。そのマスカルポーネ自体のお味も、未だかつて味わったことがないほど濃厚でクリーミー。重さを感じさせる寸前のボリューム感もまた絶妙。
いわゆる"ティラミス"を所望して食べると少々期待外れな結果となりますが、これはこれで他にない抜群の美味しさ!リッチテイスト(重い)デザートを食べ慣れない日本人には好き嫌いが分かれそうな一品ですが、イタリア旅行記念やお土産話になることは間違いなさそうです :)
こうして空腹感と訣別し、体も温まった著者一行は次なる目的地、ナヴォーナ広場を目指します!<続>
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みんな、ズル~イ!!!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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