美人客室乗務員がいるエアライン・ランキング ~オーストリアのウィーンより~

公開日 : 2011年02月14日
最終更新 :
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通学・通勤途中の学生や会社員に、ニュースやゴシップを気軽に提供するメディアとして広く愛されているのですが、本日のホイテに興味深い記事が載っていました。

Niki hat die schoensten Stwardessen.

Niki(ニキ)航空のスチュワーデス(客室乗務員)が最も美しい」

というのがその見出し。

ホイテ紙はネット上にて、(女性)美人フライトアテンダントのエアライン・ランキングの読者投票を行った模様で、本日はその結果が紙面で発表されていました。

業界に身を置いた著者としては、この記事は見逃せません!

記事をそのまま直訳しますと、

勝者 Niki(ニキ航空)  28%以上

3位 シンガポール航空 18.2%

4位 エミレーツ 12.2%

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完敗 ルフトハンザ 4.6% 

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このエアラインは、F1レースで3度も世界チャンピオンに輝いた、オーストリア人のヒーロー、Niki Lauda(ニキ・ラウダ)氏が2003年に設立したもの。

客室乗務員採用試験の際にも、ラウダ氏は必ず応募者と1対1の社長面接を行うので、彼の意に染まない女性は採用に至りません。同じ理由から、同社の客室乗務員は99%が女性。

(但し、美人が多いと言うだけで、もちろん全員がそうである訳ではないようです)

また制服も独自路線で、マジェンダ・ピンクの帽子とブラウス、ダークグレーのジャケットにダークジーンズといった出で立ち。

また、同氏は以前ラウダ・エアという別エアラインを創立・運営していたものの、経営が逼迫し、2002年に嘗ての国営航空・オーストリア航空グループに吸収合併されるという苦い経験の持ち主。

合併後のオーストリア航空社内では、「ラウダ航空出身者はカラッポの金髪美人が多い」との、羨みとも妬みとも取れるような噂がオーストリア人クルーの間であったほどですから、ラウダ氏は昔から美人好きで鳴らしていたのでしょう。同氏も昨年還暦を迎えると同時に、三番目の御夫人が双子の赤ちゃんを出産したので、「英雄色を好む」街道を邁進していらっしゃる御様子。

2位のオーストリア航空は、ナショナルフラッグキャリアだっただけあり、ヨーロッパの伝統と気品を感じさせる、エレガントなサービスがとても評判。特にアッパークラスではワゴンを使用したフルサービスが行われるので、政財界の方もよくご利用される模様。(秋篠宮様ご一家もご搭乗なされたのだとか)

その後、第3位シンガポール航空、第4位エミレーツと続きますが、これはアジアや中東のエキゾチック美人に惹かれるオーストリア人が多いということでしょうか。(飽く迄も、著者の勝手な推測ですが)

またルフトハンザ航空への投票率が4.6%と低く、これをホイテ紙は"Abgeschlagen(完敗)"と表現。これは国境と言語を共にする隣の大国・ドイツへの、オーストリア人の鬱屈した国民感情なのか、それとも美人の客室乗務員が少ないと思う読者が単純に多かったのか・・・・・・そこは著者には判断しかねます・・・。

ここでは投票者の性別や年齢、職業等の区分が明確にされていないので、詳しい推察はできないものの、なかなか興味深い結果だと思いました。

あ、でも著者自身は別段どこのエアランンを褒めたり、けなしたりするつもりは毛頭ありませんので、そこは御諒承くださいね!

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いつになったら飛べるかな~~

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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