しっとりとした雰囲気のローゼンガーテン ~グランドホテルのカフェ~
このホテルには、ヴァレンタイン・デーの記事でも紹介した和食レストラン「雲海」がある他に、Rosengarten(ローゼンガーテン/バラ庭園)という名前の落ち着いた雰囲気のカフェもあるのです。
このローゼンガーテンの名物ティーと言ったところでしょうか。
ただ、味が美味しいと言うよりも、優雅な雰囲気と、ポットの蓋を開けた瞬間の甘い薔薇の香りを愉しむ、と言った方がより正確でしょうか。
このローズティー用の薔薇のつぼみは、著者も一度パリのフォションで瓶詰めを購入したことがありますが、薔薇のアイテムに囲まれるだけで何故かテンションがアップするんですよね。
ウィーンで最も愛されているコーヒーはメランジェですが、このアインシュペンナーこそが他国で言われる「ウィンナーコーヒー」に最も近いもの。
ただし、日本とは違ってホイップクリームは全く甘くありませんので、純粋にコーヒーの味とクリーミーな食感を愉しむことができます。
こちらはオレンジとホワイトチョコレートのトルテ。
ヨーロッパのケーキ類は得てしてやたら甘かったりしますが、ローゼンガーテンのケーキはとても上品なお味で、大変満足しました。
夜にはピアノ演奏も入ります。
音楽演奏を催すカフェはウィーンに多しといえども、ここの演奏者は腕も選曲も非常に洗練されており、思わずうっとりと聞き惚れてしまったほど!
あまりにも満足したので、思わず著者もチップを多めに入れてしまいました。
さてここからはちょっと余談なのですが・・・。
数年前、このカフェのローズティーにも入っていたような薔薇のつぼみを、ウィーンのナッシュマルクト(市場)で見付けて購入したことがあります。お姫様気分でお部屋にポプリとして飾っていたところ、2-3カ月経った頃から、薔薇を入れたガラスの小皿から黒い屑が出るように。
枯れた花弁の破片かな???と暫く気にせずにいましたが、ある日、
薔薇の中にウジ虫の様なものが大量に湧いているのを発見!!!
黒い屑はどうやらウジ虫の糞だった模様・・・(泣)
気付いた瞬間、肌に粟が立ちましたよ。
他にも、ナッシュマルクトで購入したタイ米に、蠢く幼虫や巣にぶら下がった蛾が湧いていたこともありましたし、著者はナッシュでのお買い物には結構苦い経験がいっぱいです。旅行者に大人気のナッシュマルクトですが、皆さんも何かご購入の際にはパッケージの中をじっくり観察する等、十分ご注意くださいね!
少し話がそれましたが、「ローゼンガーテン」は5つ星ホテル内の、清潔感あふれるクラッシーなカフェですので、どうぞご心配なく(笑)
寒さも緩む頃には、色とりどりのお花で飾られたテラス席が登場するので、優雅な雰囲気を味わいたい方にとてもお勧めのカフェです。
オペラや音楽鑑賞前などドレスアップした際には、ぜひ一度立ち寄られてみて下さいね!
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Rosengarten/ローゼンガーテン
住所:Kaerntner Ring 9, A-1010, Vienna/ケルントナーリンク9番、ウィーン1区
オペラ座よりリンク沿いを反時計回りに歩いて3-5分、グランドホテル・ウィーン内
Tel: +43 (0)1 515 800
Fax: +43 (0)1 515 1310
営業時間: 9:00-24:00(夏季は10:00~)、ピアノ演奏17:00-
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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