舞踏会!ウィーンのオペラ座あれこれ
このウィーンのオペラ座は、2002-2003年のシーズンから2009-2010年のシーズンまで小澤征爾氏が音楽監督を務めていたことでも有名です。
世界のメディアも注目するこのイベント、今年の舞踏会のゴシップを賑わせたのは何と言ってもこの方ではないでしょうか!?
通称"モロッコ人家出少女"、"モロッコ人ダンサー"のルビーさん(18)。
近年、色々と失言やゴシップの絶えないイタリアのベルルスコーニ首相が、「不適切な介入をした」と各メディアで報道されていたお相手の未成年女性。
噂によるとルビーさんは昨年2月に同首相主催のパーティーに出席。数ヵ月後、窃盗容疑で逮捕された際には、首相がミラノの警察署長に電話を掛けて介入したのだとか。
その彼女を舞踏会にエスコートしたのは、オーストリアの大富豪であるリヒャルド・ルグナー氏。彼は2007年にはパリス・ヒルトンを同伴(舞踏会中の終始退屈そうなパリスの顔写真がメディアに流出して、話題に)。
一方、昨年はリンジー・ローハンを指名したものの、リンジーはお買い物に熱中しすぎたため飛行機に乗り遅れ、ウィーンに来られなかったという始末。(それでもファーストクラスのお客かつセレブ(?)であった彼女をブリティッシュ・エアウェイズは数時間待った模様。他のお客さんはたまったものではなかったと推測します)
ルグナー氏が毎年ゴシップの多い女性をエスコート相手に選ぶことは、ウィーンではいつも話題になっています。
女性全員が白いドレスと白い手袋で揃えたデビュタントのダンスが日本では知られていますよね。今年も初々しい男女が「青き美しきドナウ」など伝統的な曲に合わせて華麗なワルツを披露し、社交界へとデビューしていきました。
(2009年動画はこちら↓)
続いて行われた、これまた全員白いコスチュームのバレエも見事。
アジア人ダンサーも散見されました。
政界の主要人物は、必ずオーストリア国旗である「赤 - 白 - 赤」のたすきを身に付けます。オーストリア皇帝だったフランツ・ヨーゼフ1世も、公式の場では必ずこのたすきを付けていた様子が絵画などから窺われます。
このオペラ座の舞踏会では、銀幕スターの多数出席するオスカー授与式とは異なり、
毎年"うっ"とくるような 奇抜な衣装で得意げに飾り立てているご婦人方に沢山お目に掛れるのも面白いところ。毎年どんな衣装が登場するのか、とても楽しみです。
今年のボールシーズンはそろそろ幕を閉じようとしていますが、これが終われば後は暖かい季節が来ます。冬のウィーンは風情がありますが、春から夏に掛けても美しい町並みや自然が楽しめるので、観光にはもってこいの季節ですよ!
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あらら・・・
ダンスの練習の筈が、途中でイザコザに発展したようです!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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