毒グモに噛まれる ~クモは果たして益虫か?~

公開日 : 2011年03月06日
最終更新 :

日本で「蜘蛛」(クモ)といえば、益虫と言う見解が一般的。

「朝蜘蛛は来客の前兆」という諺があったり、クモは害虫や害虫の卵を食べると言われていたり、見た目は禍々しいですが、日本ではそれほど敵視された存在ではないと思われます。

ところが、著者は先日ウィーンでクモに噛まれてしまいました!

それも、もう2度目。

お料理をしていたところ、"ピリッ"という感触と共に、何とも形容のしがたい痛痒が周りに広がり、それが15分ほど持続。シツコイいた痒さに、いくらなんでもおかしい思って患部を改めたところ、直径4−5cmほどのどす黒い内出血が広がっていました。

ブヨに噛まれたような痛みと不快感に類似しています。

患部を抑えるとズキズキと痛いし、何より心配でしたので、翌朝慌ててお医者さんへと駆けこんだところ、

「あ、クモですね」

とあっさり断言されてしまいました。

きゃ~~~~~(泣)もうひっくり返りそう。

著者は、ゴキブリよりも何よりも、クモがダメなんですよ!!!

クモの牙が自分の足に食い込み、更にさらにクモエキス(毒)まで体内に残して行ってくれたかと思うと、もう肌に粟が立つというか、全身をかきむしりたい衝動にかられます・・・。

クモって、全然無害なことないじゃない!

「クモは殺しちゃダメ!益虫なんだから」という一般的なセリフは、日本だけで通用するのでしょうか?

※因みに南米チリに留学中、やはりクモ(タランチュラではない)に噛まれて、指が腫れあがっていた友人がいました。

しかも、翌日からは前回と同じ症状が出て、全身が酷い倦怠感に襲われています。

朝はベッドから起き上がるのもつらいほど体が痺れているし、パソコンのキーボードを叩いたり、ペンで字を書こうにも指や手首が思うように動かない。

頭も靄がかかったようで、3秒前に考えたことが思い出せなかったり、思考や記憶が殆ど働かない状態です。

前回はこの状態から抜け出すのに1カ月は要したので、今回もそれくらい掛かってしまうのではないかと恐れているのですが。

それにしても、クモってどうして嫌う人間のところにやって来るのでしょうね?

次回は、ぜひ横にいる夫を噛んで頂くか、藤子ちゃんとロキくんに頑張って退治してもらいたいものです(笑)

deco竹で遊ぶ藤子-a.gif

応援クリックお願いします!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。