毒グモに噛まれる ~クモは果たして益虫か?~
日本で「蜘蛛」(クモ)といえば、益虫と言う見解が一般的。
「朝蜘蛛は来客の前兆」という諺があったり、クモは害虫や害虫の卵を食べると言われていたり、見た目は禍々しいですが、日本ではそれほど敵視された存在ではないと思われます。
ところが、著者は先日ウィーンでクモに噛まれてしまいました!
それも、もう2度目。
お料理をしていたところ、"ピリッ"という感触と共に、何とも形容のしがたい痛痒が周りに広がり、それが15分ほど持続。シツコイいた痒さに、いくらなんでもおかしい思って患部を改めたところ、直径4−5cmほどのどす黒い内出血が広がっていました。
ブヨに噛まれたような痛みと不快感に類似しています。
患部を抑えるとズキズキと痛いし、何より心配でしたので、翌朝慌ててお医者さんへと駆けこんだところ、
「あ、クモですね」
とあっさり断言されてしまいました。
きゃ~~~~~(泣)もうひっくり返りそう。
著者は、ゴキブリよりも何よりも、クモがダメなんですよ!!!
クモの牙が自分の足に食い込み、更にさらにクモエキス(毒)まで体内に残して行ってくれたかと思うと、もう肌に粟が立つというか、全身をかきむしりたい衝動にかられます・・・。
クモって、全然無害なことないじゃない!
「クモは殺しちゃダメ!益虫なんだから」という一般的なセリフは、日本だけで通用するのでしょうか?
※因みに南米チリに留学中、やはりクモ(タランチュラではない)に噛まれて、指が腫れあがっていた友人がいました。
しかも、翌日からは前回と同じ症状が出て、全身が酷い倦怠感に襲われています。
朝はベッドから起き上がるのもつらいほど体が痺れているし、パソコンのキーボードを叩いたり、ペンで字を書こうにも指や手首が思うように動かない。
頭も靄がかかったようで、3秒前に考えたことが思い出せなかったり、思考や記憶が殆ど働かない状態です。
前回はこの状態から抜け出すのに1カ月は要したので、今回もそれくらい掛かってしまうのではないかと恐れているのですが。
それにしても、クモってどうして嫌う人間のところにやって来るのでしょうね?
次回は、ぜひ横にいる夫を噛んで頂くか、藤子ちゃんとロキくんに頑張って退治してもらいたいものです(笑)
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筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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