チロルの犬と大道芸人
雪の降らない春~秋の時期にオーストリアに来ると、各都市で様々な大道芸人を見掛けることと思います。
取りわけウィーンのケルントナー通りでは物珍しい楽器を抱えて演奏する音楽家やら、アクロバティックなストリートダンサー、珍奇な装束と化粧を身に纏って静止しつづけるパフォーマーなど、数え上げるときりがないほど。
ところが今回チロルのインスブルックを観光していた著者は、こんな可愛いパフォーマーを発見!!!
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こちらはインスブルック旧市街の目抜き通りにある、「黄金の小屋根」(Goldenes Dachl)と呼ばれる建物。元々1420年にチロル地方の領主の館として築造されたものですが、後の皇帝マクシミリアン1世が、前にある広場で執り行われる行事等を見物できるように豪華に改築したのだとか。
さて、件の大道芸人さんはいずこ!?
この方です!
全身をシルバーでバシッと決めたにもかかわらず、黄金の小屋根のド迫力にかなり押され気味ですが、上の写真の右下にこっそり写っています。
しかし今回刮目すべきはこの方ではなく・・・
こちらのわんちゃん!
足元にうずくまっていて、何と可愛らしいこと。
しかも、「山羊の顎ヒゲを差したオリーブ色のフェルト帽に、エーデルワイス模様のスカーフ」という、何とも典型的なティローラー(チロル人)の出で立ち。
このお姉さんの素晴らしい発想とキュートすぎるアシスタント君に、思わず小銭をちゃり~んと入れてしまいました。
インスブルックを観光予定の皆様は、このワンちゃんをぜひお見逃しなく!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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