<時間のない方に>スタイリッシュなホテルでクイックランチ
ウィーン滞在中のツーリストの方々が必ず訪問するのが、観光もショッピングもグルメも満喫できる旧市街の1区。この1区は嘗てウィーンを外敵から守るために造られた城壁(現リンク)内にある中心街を指し、著名な観光名所としてはハプスブルク家縁のホーフブルク王宮やシュテファン寺院、ウィーンフィルも活躍する国立オペラ座、白馬の演技が素晴らしいスペイン乗馬学校などが存在します。
言語が通じず、勝手のわからない外国での観光やショッピングには思いがけず時間を取られがちですが、そんな中でも「グルメも満喫したい!」という贅沢な方のために、とっておきのクイックランチが愉しめるレストランを紹介いたします!
御覧の通り、高級スーパーマーケット「ユリウス・マインル」や高級ブランド街コールマルクトへの地下鉄最寄駅ヘレンガッセ(Herrengasse)を出て目の前という好立地。
コールマルクト通りからは、ルイ・ヴィトンとティファニーの間を道をまっすぐ歩いて1分前後です。
多忙スケジュールをこなすビジネスパーソンの来店に慣れているのか、時間のゆったりと流れるウィーンにしては珍しく、あっという間に登場したのがこちらの前菜。(というか、パン)
パンはクルミの入った香ばしい黒パンと、新鮮なバゲット。
卵マヨネーズ味、フレッシュバター(塩気はなし)、パプリカ風味の3種類のディップソースが添えられています。メインが来るまで待とうと自らを戒めながらも、あまりの美味しさについつい食が進んでしまうようなお味でした(笑)
この日のビジネス・ランチのメニューは、カリカリにグリルされたサーモン、ポテトとムール貝添え。甘酸っぱいとろみのついたソースと一緒に振る舞われました。
海のないオーストリアでは、美味しいお魚を入手するのは結構困難だったりするのですが、このホテルでサーブされたサーモンはかなりハイ・クォリティ。ソースのお味が著者としては今一好みではなかったものの、思わずリピーターになろうかと思ってしまうほどのフレッシュなお魚でした。ポーション的にも、日本人女性が一人で頂く分には十分な量。
忙しい旅行の合間に、さくっと美味しく頂けるランチであること請け合いです。
このパン+メインのセットに、ミネラル・ウォーターのボトル(炭酸の有無は最初に選べます)が無料で付いて、9.8ユーロ。それにお通し代が加算されて、請求されたのは12.4ユーロ。これにチップを1.5~2ユーロ程度渡すので、最終的に支払うのは15ユーロ弱といったところでしょうか。
ウィーン1区という好立地の美味しいレストランにしては、かなりお得な価格設定になっていますので、もしもウィーンで適当なレストランが見付からなかった際には、ぜひ此方を思い出してみて下さいね!
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筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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