栗たっぷり、Ankerのマローニ・クロワッサン
毎年10月以降になると、ウィーンの街はマロンを用いた美味しい食べ物で溢れ返ります。
街角の屋台で売られる焼き栗や、皇室御用達菓子店・デーメルのモンブランなどは既に記しましたが、今回はさらに身近に味わえる美味しいマローニ・クロワッサンを紹介しますね!
先に紹介した、同じくベーカリーのStroeck(シュトゥレック)やDer Mann(デア・マン)、Felber(フェルバー)など、最近ではカフェをも併設するタイプの競合店舗が雨後の筍のようにウィーン市場に参入したため、以前は鄙めいた雰囲気を漂わせてたアンカーもほのかな敵愾心を燃やし、昨今は専らモダンな店舗開設やら少し洒落っ気のあるペイストリーの販売に腐心している様子。
食べてみると、サクサクでバター風味たっぷりのクロワッサンにアーモンドスライスのトッピングがかかっており、中にはマロンペーストが詰まっていました。ショコクロワッサン(チョコレート入り)では甘すぎることが多いのに対し、こちらのマローニクロワッサンは甘さ加減が絶妙。日本人でも途中で「うっ・・・」とくることなく食べきれる、お勧めのペイストリーです。
1区の中心街では、シュテファンズ・プラッツ駅(地下鉄1番線、3番線)構内や、カールスプラッツ駅(1番線、4番線)構内などに店舗があるので、ウィーンの栗を味わってみたい方はぜひそちらでどうぞ。
注:残念ながら、マローニペーストの具の多い日と少ない日の、当たり外れがあります。
著者は一度、全く具が入っていない大外れ(!)の日があったのですが、翌日、実物呈示とともに抗議したところ、快く取り替えて貰えました。ご参考までに(笑)
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筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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