ガーデニング・ブティック併設のスタイリッシュなレストラン

公開日 : 2012年02月05日
最終更新 :

先週のこと、会社のインビテーションでウィーン1区の瀟洒なエリアにある、モダンなレストランでお食事をしてまいりました。

商工会議所地下に位置するこちらのレストランは、天井が高く非常に広々とした空間。併設のお洒落さ極まるガーデニング・ブティックから漂う瑞々しい空気とともに、美味しくて見栄えの良いお食事が楽しめるとあり、連日ビジネスパーソンやマダム達で賑わっています。

一方、気になるメニューは週替わりなのですが、前菜~メイン~デザートと、何れのパートにおいてもセレクションの幅が広く、訪れる度に迷いに迷ってしまうのが困ったところ。

周りを見渡すと、著者だけでなく同僚たちも頭を抱えて悩んでいる様子。

Zwiebelsuppe-c.jpg

このフランス発祥のスープについては、一昨年の「パリ編」でも記したとおり、著者の大好物で、非常に期待していた逸品。

食べてみたところ、チーズ風味にかりっと揚げられたクルトンが、甘味のほどよいオニオンスープにトッピングされており、なかなかの出来栄え。さすがに本場フランスの味とは若干異なるものの(とはいえパリでも玉石混交でしたが)、かなり期待に即したお味でした。

Hansen-fisch-c.jpg

このお魚はWolfsbarschと呼ばれ、北大西洋沿岸に生息するスズキ科のもの。

特に味わい深くはないものの、さっぱりとして食べやすいテイストでした。

(海のない国・オーストリアでは、貴重なお魚に対してあまり批判的にはなれないのが実情・・)

お魚三切れに加え、大きなムール貝やレンズ豆もふんだんに入っており、非常にボリューミー。サフランの淡い味付けと、芸術的な盛り付けとで気分はかなり上昇しました(笑)

Flammelrasberry2-c.jpg

実は著者(だけでなくその場の全員)が一番楽しみにしていたのがこのデザートだったりしたのですが、期待を裏切らず、鮮やかな演出と醍醐味の効いた素材のコンビネーションとで、皆を唸らせました!

内容は、メレンゲを乗せて焼き上げたブルーベリータルトと、ヴァニラアイスクリームの盛り合わせ。メレンゲのとろ~りとした甘さとブルーベリーの甘酸っぱさに香ばしいピスタチオのトッピング、まろやかなヴァニラアイスとフレッシュなミント、あつあつタルトに冷たいアイスクリームと言う、絶妙なコントラストを味わいつつ、この日のランチタイムは終了しました。

このレストランはリンク沿いの1区内にはあるものの、中心街からはちょっぴり離れたロケーション。お時間のない方には少々不便ではあるものの、リンクを一周お散歩なさるなら是非立ち寄って頂きたい、著者お勧めのレストラン。

併設のガーデニング・ブティックもスタイリッシュで、見ごたえたっぷりです!

Restaurant Hansen / レストラン・ハンセン

住所:Wipplingerstraße 34, 1010 Wien

電話: 01/532 05 42

営業時間:平日9.00-23.00, 土 9.00-17.00, 日・祝は休業

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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