時代を反映する地下鉄のマナースティッカー
ウィーンの交通機関は他のヨーロッパの年と比べても、早くからバリアフリーが進んでいることで有名ですが、皆さんのウィーン攻略に欠かせない乗り物・地下鉄(U-Bahn/ウー・バーン)ももちろんそのひとつ。
車内には必ずベビーカーを駐車しておけるスペースや、優先座席を表すマナースティッカーも貼られているのが特徴です。
ところでこのスティッカー、夫の幼少時代の記憶によると、以前は男性がほぼ主役だったのだとか。
以前は、
・お年寄りの男性
・怪我をした男性
・赤ちゃんを抱いた女性
の3連スティッカーだったもの(夫の記憶)が、現在では写真のように、
・杖を持った女性 <お年寄り>
・松葉杖を持った女性 <怪我人>
・幼児を膝に抱えたお髭の男性 <子連れの乗客>
・お腹の大きい女性 <妊婦さん>
(※但しウィーンではこの程度お腹がふくよかな女性は普通にいるので、著者も一瞬戸惑いを隠せませんでしたが、このスティッカーの主旨から鑑みて、恐らく妊婦さんでしょう)
と女性が4枚中3枚に登場するようになったのだとか。
社会の風潮が変わると、いろいろな場面に時代の波が反映されて、おもしろいですね。
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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