王宮前のローマ遺跡で馬車事故発生

公開日 : 2012年06月22日
最終更新 :

先週木曜日の午前11時頃、ウィーン王宮ホフブルク前のミヒャエル広場にて自動車から馬車へと連鎖事故が起こりました。6月15日(金)付けのウィーンの無料地下鉄大衆紙・ホイテ紙によると、至近で発生した自動車事故に衝撃を受けた2台分の馬車馬たちが、ミヒャエル広場内にオープンエアで公開されているローマの遺構に踏み込み、怪我を負った模様。

こちらが王宮ホフブルク前にある、普段ののどかなミヒャエラプラッツ(ミヒャエル広場)。

右奥に見える、柵に囲まれている部分がローマ時代の遺構です。

Michaelerplatz-2-b.jpg
Pferde-Roemerausgrabung-1-d.jpg

惨劇はこのように起こりました。

事故発生直後に消防隊が駆け付け、傷を負った馬たちを、同じ王宮敷地内にあるスペイン乗馬学校に運び込んだとのこと。また頭蓋と足を負傷した御者は、ウィーンの救急隊によって病院に運ばれた様子。

後日、傍らを通りかかったついでに見てみたところ、明らかに瓦解した遺跡の一部と応急の修復跡が見て取れました。御者の方も、馬車馬さんたちも、早く回復してくれることを祈ります・・・。

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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