【ザルツブルク】カフェアイス ← アイスカフェではなく！
さて、肉肉としたお食事後の腹ごなしにゲトライデガッセを一頻り歩いたので、そろそろ冷たいデザートを頂こうと、ザルツブルクでも一番名の知られた老舗カフェのトマセッリへと足を運びました。
これはアイスカフェがコーヒーの上にヴァニラアイスクリームとホイップクリームがトッピングされているのに対し、コーヒー味のアイスクリームにホイップクリームがデコレートされた、アイスカフェを更にデザートよりにしたもの。しかもただのカップに盛られたスクープではなく、アイスカフェのような縦長の見た目に仕上げられているのがポイント。
ウィーンの他の名だたるカフェではこういったウィットに富んだアイディアは見掛けなかったものですので（因みに皇室御用達店デーメルには絶品のカフェアイスとホワイトカフェアイスがメニューにありますが・・・「ウィーンかパリか、スイーツ頂上対決 ～アイスクリーム編～」参照）、一度試してみようと、このトマセッリを訪れてみたのでした。
しかし。
やはり"コーヒー味のアイスクリーム"の存在意義そのものにどうしても抵抗のある著者は、決心を覆し、あっさりと通常のアイスカフェをオーダーしてしまいました。
しかも、やはりウィーンの老舗コンディトライのアイスカフェと比べると、コーヒー自体の味はもちろんのこと、アイスクリームやホイップクリームのクォリティも少々冴えない感じ。
おまけに、シュテルンブロイの肉肉しい食事が胃にもたれたのに加え、夜遅くに強いコーヒーを飲んでしまったため、この日は夜中の3時まで寝付けないと言う状態に。
ということで、出張初日はとんでもない出だしとなりました。
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います！
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