何と近所にシューベルトの館が!

公開日 : 2012年07月14日
最終更新 :

フランツ・シューベルトと言えば、歌曲王との異名もとった著名なオーストリアの作曲家(1797年1月31日 - 1828年11月19日)ですが、先日近所をお散歩していたら、何と彼と縁のあるこのようなものを発見してしまいました!

Schuberthaus-1-b.jpg

著者が頻繁に通りかかる、とある道にて見付けたこのお家。

各6-7階建てずつのビルディングに挟まれるようにしてひっそりと建つ、何とも風変わりな形状の建物で、何だか幼少時に読んだ「ちいさいおうち」という絵本の一場面を彷彿とさせるようなつくりです。一体どのような人が、どのような趣向で建築して住んでいるのかと好奇心に駆られて近付いてみたところ、以下のような石板が目にとまりました。

Schubert-schield-b.jpg

おおっと!

日本人であれば、誰しも耳かの天才作曲家、フランツ・シューベルトさんが1816年にここに住んでいた模様です!!!

しかも1816年7月24日には、このシューベルト宅のお庭にて、カンタータ「プロメトイス」(Prometheus/プロメテウス)が初公演されたとのこと。

著者の実家神戸でも、今年大河ドラマの主人公である「平清盛」に縁の地が、意外に身近な場所でかしましくフィーチャーされており驚きを禁じ得ませんでしたが、日本から遠いウィーンにて、まさか学校の音楽の授業で習った「シューベルト」さんの住居を近所に発見してしまうとは、夢にも思いませんでした。

ウィーンは京都などと同じく、歩けば歩くほど歴史の授業で習ったような場所に突然行き当たることが多いので、歩いていて本当に飽きません。

短期間での旅行滞在中だと若干厳しいかも知れませんが、もしお時間に余裕があれば、是非いろいろな場所をお散歩されることをお勧めいたします。

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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