一家にひとつ、ナチュラルなハーブの胃腸薬

公開日 : 2012年07月22日
最終更新 :

著者は稀に焼けつくような胃痛で夜中に起きたり、原因不明の胸のむかつきなどを覚えることがあるのですが、そんなときに便利なお薬がこちら。

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Iberogast(イベロガスト)と呼ばれる植物製の滴剤で、コップ一杯のお水に20滴垂らして飲むだけ。(但し6歳から12歳の子供は15滴、3歳から6歳の子供は10滴)

飽く迄も著者の個人的な体験談ですが、眠れないほど激しかった胃痛が5~10分後には治まったり、吐き気が徐々に緩和されたりと効きが良く、副作用も今のところ感じられません。

気になる滴剤の主成分は、Ibero Amara(ドイツ語名Bittere Schleifenblume)と呼ばれる一年生のハーブのお花で、こちらが胃腸の炎症を抑える役割を担っているようです。

また、このお薬の能書きには記述されていないものの、このハーブは胃腸炎の他に痙攣や粘膜の炎症、胃潰瘍、消化不良や吐き気にと、マルチなパワーを秘めている様子。

お薬の他の成分としては、アンジェリカの根、カモミールの花、ミントの葉など、植物製のナチュラルなものばかり。

(※但し、天然素材やハーブにもアレルギーをお持ちの方は常にいらっしゃるので、

お試しになる前に専門医にてアレルギーテストを行ってから服用することをお勧めします!)

オーストリアではハーブ・ティーを始めとするハーブ製の民間薬が古くから大変愛されていますので、この胃腸薬意外にも、薬局に行けば様々な植物製のお茶やお薬が売られているのを見掛けます。

オーストリア旅行中に何か体に軽い不調があれば、薬局で自然素材のものを相談してみるのも手かも知れません。

今回紹介したイベロガストは処方箋なしでも気軽にアポテケ(薬局)で買えるマイルドなハーブ薬剤で、著者的には「一家にひとつ」と言いたいくらいお勧めですが、効く・効かないの個人差や隠れた副作用の有無も否定できませんので、お買い求め及び、ご服用の際は自己責任にてお願いします!

デコバナーティラミスと聞いて悔しがる藤子-a.gif

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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