ウィーンでの優雅な昼食タイム

公開日 : 2012年08月13日
最終更新 :

会社のトレーニングで振る舞われたオーストリアのランチメニューを紹介します。

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まず運ばれてきたのがこちらのオーストリアを代表する各種パンの盛り合わせと一緒に塗って頂くペースト。上から時計回りに、無塩バター(オーストリアでは無塩バターが主流)、貝割れのトッピングされたパプリカのペースト、ハーブの添えられたツナのペースト。

いずれもマイルド且つクリーミーで、もっちりとしたパンの美味しさをより引き立ててくれる頼もしい存在。

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エビとキュウリのスープ。

底に沈んでしまっているのでこちらのお写真では不可視ですが、スプーンでかき混ぜるとぷりぷりのエビがごろごろと発掘されました(笑)

メインは通常お肉とお魚の2種類からチョイスが可能。

(もちろん、ベジタリアン用のメニューも別途存在します)

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ごろっと塊で出てくる柔らかいビーフとカボチャとマッシュポテトをビスケット生地に巻き込んで焼き上げられたルーラーデ(ロール状のパイ)。この季節特有の黄色いキノコ・アイヤーシュヴァンマールと甘酸っぱく漬けこまれたプラム添え。

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お魚とエビの塩焼き、クリーム状のカボチャとボイルドポテト添え。

お魚は、海のない陸国オーストリアではForelle(ニジマス)やZander(スズキ科の一種)といったドナウ河川や湖沼で釣れる淡水魚が主流。また、オーストリアのカボチャは日本のものより酸味があり、テイストも全く異なるので一度は食べてみる価値あり。

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こちらはデザートで出てきた、グラス入り(!?)のマリレンクネーデル。

先日レポートしたアイスサロンのティッヒーでは、通常のお団子状のアイス・マリレン・クネーデルが登場しましたが、こちらは同じ材料を大きなグラスに仕込んだ珍しい一品。

クリーミーなカスタードクリームとオーストリア人の大好物である甘酸っぱいアンズ、上にトッピングされたかりかりと香ばしいパン粉があわさると、この上もない美味しさです。

職場に持ち寄るランチとは少々異なるものの、オーストリアで昼食を外に食べに出掛けるとだいたいこのような感じです。日本にはなかなか馴染みの薄いオーストリア料理ですが、少しイメージがわいたようでしたら幸いです。

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筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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