ウィーンでの優雅な昼食タイム
会社のトレーニングで振る舞われたオーストリアのランチメニューを紹介します。
まず運ばれてきたのがこちらのオーストリアを代表する各種パンの盛り合わせと一緒に塗って頂くペースト。上から時計回りに、無塩バター(オーストリアでは無塩バターが主流)、貝割れのトッピングされたパプリカのペースト、ハーブの添えられたツナのペースト。
いずれもマイルド且つクリーミーで、もっちりとしたパンの美味しさをより引き立ててくれる頼もしい存在。
エビとキュウリのスープ。
底に沈んでしまっているのでこちらのお写真では不可視ですが、スプーンでかき混ぜるとぷりぷりのエビがごろごろと発掘されました(笑)
メインは通常お肉とお魚の2種類からチョイスが可能。
(もちろん、ベジタリアン用のメニューも別途存在します)
ごろっと塊で出てくる柔らかいビーフとカボチャとマッシュポテトをビスケット生地に巻き込んで焼き上げられたルーラーデ(ロール状のパイ)。この季節特有の黄色いキノコ・アイヤーシュヴァンマールと甘酸っぱく漬けこまれたプラム添え。
お魚とエビの塩焼き、クリーム状のカボチャとボイルドポテト添え。
お魚は、海のない陸国オーストリアではForelle(ニジマス)やZander(スズキ科の一種)といったドナウ河川や湖沼で釣れる淡水魚が主流。また、オーストリアのカボチャは日本のものより酸味があり、テイストも全く異なるので一度は食べてみる価値あり。
こちらはデザートで出てきた、グラス入り(!?)のマリレンクネーデル。
先日レポートしたアイスサロンのティッヒーでは、通常のお団子状のアイス・マリレン・クネーデルが登場しましたが、こちらは同じ材料を大きなグラスに仕込んだ珍しい一品。
クリーミーなカスタードクリームとオーストリア人の大好物である甘酸っぱいアンズ、上にトッピングされたかりかりと香ばしいパン粉があわさると、この上もない美味しさです。
職場に持ち寄るランチとは少々異なるものの、オーストリアで昼食を外に食べに出掛けるとだいたいこのような感じです。日本にはなかなか馴染みの薄いオーストリア料理ですが、少しイメージがわいたようでしたら幸いです。
応援クリックお願いします☆
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。