チロルのアルプス動物園 <1>

公開日 : 2012年08月20日
最終更新 :

オーストリアの首都ウィーンには、シェーンブルン宮殿内にフランツ・シュテファン・フォン・ロートリンゲン(マリア・テレジアの夫)によって1752年に建設された動物園があることで有名ですが、実は西のスイス国境近くのチロル州州都インスブルックには、アルプスの動物を専門に扱った、珍しい動物園が存在します。

こちらの動物園の目玉は、何と言ってもこの方々!

1.Elch(エルヒ)/ヘラジカ

Elch-b.jpg

体長240-310cm、肩高140-230cm、体重200-825kg。シカ科最大種で、箆のように平らな角を持つことがからヘラジカと呼ばれているそう。角は大きいものでは200cmを上回ることも。

Elch-horn-b.jpg

こちらはヘラジカの角。

角だけでもすごい迫力です。

Elch-schild-b.jpg

飛び出し注意の看板でも有名。

2.Murmeltier(ムルメルティアー)/マーモット

アルプス山脈一帯に生息する、ネズミ目リス科マーモット属の動物で、まるまるとした体がこの上なく愛らしい、著者の大好きな動物。アルプスの少女ハイジにも登場します。

Murmeltier-draussen-b.jpg

こちらは、巣穴を真似た薄暗いお家でお食事を摂っているところ。

お鼻がムクムク動いていて、キュートです。

Murmeltier-imhaus-b.jpg

ちなみにオーストリアの最高峰ダッハシュタイン近辺のお土産物屋には、このムルメルティアーの油を用いたボディローションが販売されており、馬油同様、その製造過程を想像してぞっとしたことが。。。あんなに可愛い、まるで縫いぐるみのような生き物を使って、ボディローションにするのは、やっぱり反対です!

この他にも、珍しくて可愛い動物がたくさんいましたので、追って紹介いたしますね!

(8月のお題"動物園・水族館")

デコバナーティラミスと聞いて悔しがる藤子-a.gif

応援クリックお願いします☆

Alpenzoo Innsbruck/アルプス動物園 インスブルック

住所: Weiherburggassse 37,A-6020

Tel: +43/512/29 23 23

入園料: 大人 8ユーロ、学生・シニア 6ユーロ、6~15歳児 4ユーロ、4~5歳児 2ユーロ

開園時間: 9.00-18.00 (4~10月)、9.00-17.00 (11~3月)

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。