Tichyの名物アイス!!! 雪玉のようなアンズのお団子アイス
郊外にほど近いウィーンの10区には、Tichy(ティッヒー)という非常に有名なアイスサロンがあります。そしてここの名物は何と言ってもアイス・マリレン・クネーデル(アイスクリーム製のアンズのお団子)!
マリレン・クネーデルとはこちらのブログ記事でも既に何度か紹介した通り、ボヘミア及び、オーストリア名物のデザートであるアンズのピュレを生地のなかにねり込み、仕上げとして表面に固くてかりっとしたパン粉とパウダーシュガーを振り掛けられたお団子。
それのアイスクリーム・ヴァージョンがこのティッヒーのアイス・マリレン・クネーデルと言うわけです。
本来ならば、10区のロイマンプラッツ駅までわざわざ赴かないと口にできないティッヒーのアイス商品ですが、何とこれらを旧市街1区の高級スーパーマーケット、"ユリウス・マインル"で発見してしまいました!
それがこちら。
ティッヒーのクラシックな名作中の名作、アイス・マリレン・クネーデル。
夫の大好物です。
こちらは表面にパン粉の代わりにケシの実を、中はアンズでなくラズベリーのピュレを用いた
アイス・モーン・クネーデル。
中はこのような感じ。
著者は本来、マリレン・クネーデルの茹でられた生地のべったりとした食感が苦手で、あまり好んで食べたことはないのですが、こちらのティッヒーのアイス・ヴァージョンは別物。
夫用にと購入したものの、興味本位で一口食べたらたちまちファンとなってしまったのでした。
外のカリカリしたパン粉の食感と、中のふんわり円やかなヴァニラアイスクリーム、そして中心に練りこまれている甘酸っぱいアンズがアクセントとなっており、一つで二通りも三通りも美味しさが楽しめてしまいます。また2番目に紹介したモーン(ケシの実)のお団子は、見た目もお味も黒ゴマと似たような風味。ですので、ゴマ好きな日本人にも比較的受け入れられやすく、好まれるお味かと思います。
今回紹介した2種類の他にも、表面がイガイガのシュネーアイスバル(直訳で"雪の玉")や、様々なアイスケーキを寄せ集めてホールにしたアイスケーキのアソートメント等、色々なヴァリエーションが見受けられました。
唯一難点を挙げるとするなら、ユリウス独特のお値段(あらゆるものが割高)で、このアイス・マリレン・クネーデルも4つで何と10.49ユーロ。(1ユーロ=100円として1049円)
高い!と仰る方には、10区ロイマンプラッツのティッヒー直営アイスサロンに赴かれることをお勧めしますし、ご旅行中お時間のない方には中心街のユリウスでお買いもとめられるとご足労が省けるかと存じます。但し、ロイマンプラッツへ向かう地下鉄一番線は目下工事中で停止中のため、こちらへ行くにはバス等の代行交通機関を利用することとなります。
何れにせよ、一口食べるだけで「美味!」と叫ばずにいられない名物アイスですので、皆様も是非一度召し上がられてみて下さいね!
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筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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