巨大なルイ・ヴィトンストアがウィーンにオープン!

公開日 : 2012年12月03日
最終更新 :

先月末、ウィーン1区のトゥフラウベン地区に新たなルイ・ヴィトンストアがオープンしました。

以前のコールマルクト通りのものよりも敷地面積が3倍程度広くなり、よりラグジュアリーでエクスクルーシブな雰囲気が醸し出されたストアとなりました。

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こちらはプレミアの様子。

メディアの他、ハプスブルク家のフランツィスカ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲンやオペラ歌手のアンナ・ネトレプコ、世界最大のHIV/AIDSチャリティー舞踏会創設者のゲーリー・ケツラー、ウィーンを代表するソーシャライト且つホテル・ザッハーとスペイン乗馬学校の支配人エリザベート・ギュルトラー、スワロフスキー帝国の一員アレクサンドラ・スヴァロフスキー、世界一有名なウィーンの舞踏会主催者デジレー・トライフル=シュトゥルク、イタリアのプリンセス・アレクサンドラ・ボルゲーゼなど、VIP中のVIPたちが招かれていた様子。

今回ルイ・ヴィトンが新たに居を構えたトゥフラウベンというエリアは古くは13世紀まで遡り、当時は仕立て屋や呉服商の中心地として栄えていました。またこの建物のファサードは1909−1910年にウィーンの建築家シュピールマン氏とテラー氏により設計され、以後現在に至るまでその歴史的で重厚な外壁を保っています。内装を手掛けたのは著名な建築家ピーター・マリーノ氏で、彼は他にもクリスチャン・ディオールやフェンディを始めとするLVMH傘下のブティックやシャネルストア、アルマーニ邸宅やフォーシーズンズホテルなども担当するほどの実力の持ち主。

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お店を外には4つのショウウィンドウがあり、スノーフレークや四つ葉のクローバー、ラッキータリスマン(幸運のお守り)、フィッシュボーンなど、何れもクリスマスやシルベスター(大晦日)を意識したシーゾナルなモティーフのディスプレイが見られます。(写真のディスプレイはスノーフレーク)

ストアの地階はモノグラムやダミエシリーズなどのキャンバス商品、ヴェルニやアンプラン、エピ、マヒナといったレザープロダクト、トランクなどのトラベルグッズやアクセサリーが展開され、2階(オーストリアでいう1階)はメンズフロア。来年3月には3階(オーストリアの2階)にレディースフロアがオープンする予定で、それまでは婦人用のレディ・トゥ・ウェアやシューズは以前のコールマルクト通りのストアにて販売されるようです。

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そして2階の窓からは、ホフブルク王宮の荘厳な建物が一望のもとに!

写真のように寒空の下、クリスマスのイルミネーションがちらちらと瞬くさまも溜息が出るほどですが、初夏には抜けるような蒼穹の下に佇むホフブルク王宮が、また別の表情を見せてくれることでしょう。

現在はスタッフによるストアツアーも催行されている模様ですので、ストアの歴史やサヴォアフェールなどにご興味がある方は、ショッピングがてら参加してみるのも良いかも知れませんね。

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筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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