ウィーンでアラビアンナイトが満喫できるレストラン
ウィーンでマリオットやインターコンチネンタルなど、シュタット・パーク周辺のホテルにご滞在の方にレストラン情報です。
先週、ギリシャ人の同僚のお別れパーティーを開いたのですが、アラブ人の同僚が選んだのが、ウィーンのリンク沿いに立地するアラビアン・レストラン、"Lord of S"(ロード・オブ・エス)。
お一人様のゲストも見掛けたものの、このレストランを満喫するには圧倒的に大人数がおすすめ。
今回、著者も同僚10名と連れだって繰り出したのですが、まず驚いたのが前菜の種類の多いこと!
10人でシェアしても、食べきれない量でした。
出てきたのは、何ともカラフルなペースト類の数々!
なすびをすり潰してペースト状にしたものから、ヨーグルトとオリーブオイルを混ぜたザジーキ(ヨーグルトとニンニク、きゅうりを和えたギリシャ料理)風のもの、大豆のクリーム、トマトとお肉を煮込んだもの等、種類は多岐にわたっています。
そして、薄いナン(インド風のパン)のようなパンに、これらのペーストとオリーブの実などを適宜盛り付け、ロールしてかじりつくのが正しい食べ方。
お好みに合わせて、色々なトッピングが幾通りも楽しめるのが魅力です。
またペースト類の他には、サモサ風のチーズを生地にくるんで揚げたものや、茹で野菜、香ばしいハーブの入ったサラダなども出てきました。
因みに、アラブ人同僚お勧めのドリンクは、塩味の効いた「アイラン」というもの。
前菜だけで満腹になった人が殆どでしたが、足りないメンバーはメインディッシュにフライドチキンやラム肉のケバブなどを各自オーダーしていました。
お食事が終わると22:30頃から生バンドによるショー開始。
男性シンガーが歌う中、アラブ系のお客さんを始め、ゲスト達は立ちあがって踊っています。
何とも倦怠感漂うエキゾチックなリズムの中、同僚たちは次々に水タバコを廻し呑み。
著者は吸わなかったものの、フルーティなフレーバーが病み付きになると、周りは何度もおかわりしながら、ショーを楽しんでいた模様。
実はベリーダンスのショーもあるとの触れ込みだったのですが、この日は
「10時半になったら来る」
「真夜中に来る」
「1時に来る」
と、どんどん雲行きが怪しくなっていく様子に、みんながっかり。
1時まで待ってみましたが、ダンサーが現れる気配が一向になかったので、この日は潔く(?)諦めて帰宅しました。
アラブ系のみに留まらず、ギリシャやスペインなど地中海沿岸地方では、夜遅くからディナーに出掛けるのが通常。この日も集合は20時でしたが、それでもレストランには一番乗り。
ゲストが増えてきたのはだいたい22時ごろだったでしょうか。
ですので、アラビアンナイトのファンだけではなく、観光やビジネスで忙しく、うっかり晩御飯を食べそびれた方にもぜひおすすめしたいスポットです。
Lord of S. Restaurant
住所: Parkring 10, Liebenberggasse 7, 1010 Wien, AUSTRIA
電話: 0043 (0)1 / 512 71 66
営業時間:月-木: 11:00 - 02:00、金: 11:00 - 04:00、土: 18.00 - 04:00、日: 18:00 - 02:00
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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