新酒ワインの味わえるホイリゲの季節
オーストリアには新酒ワインが味わえる、ホイリゲという居酒屋が存在します。
ホイリゲは郊外や田舎のブドウ畑のそばにあるのが通常ですが、
ウィーンでもウィーンの森近くの19区などにはホイリゲがたくさん!
今年の6月は少し気温が低めだったものの、そろそろ本格的に暑さがやってきたので、
さっそく著者も友人夫婦に誘われホイリゲへと行ってきました!
このホイリゲの軒先に下がっている松の枝は、「新酒ワイン置いています!」の印。
ヨーロッパの風情が漂っていて、可愛いですよね。
友人が予約してくれていたテーブルは中庭の一角にあり、葡萄のつたが下がる涼しげな一席。
日が当たっているうちは肌がひりつくほどで、サングラスが手放せなかったものの、
日が暮れた瞬間から一気にひんやりと心地よい気温に。
オーストリア人がホイリゲには日暮れから通う所以です。
オーストリアは白ワインが特に有名なので、ぜひご賞味あれ!
ワインは席でオーダーしますが、お食事は中のカウンターで注文。
ショーケースの中から好きなものを選び、好きなだけ入れてもらうシステムです。
お値段は量り売りだったり、ポーションごとに決まっていたりと様々です。
こちらがお肉料理のショーケース。
こちらはサラダバー。
デザートはシュトゥルーデル(オーストリア風ロールケーキ)がメイン。
具は代表的なアップル、トプフェン(チーズの一種)などをはじめ、オーストリア名産のアンズ、クロスグリ、アカスグリなど日本では見かけない珍しいフルーツまでと、よりどりみどり!
著者はさらにその上に、アツアツのバニラソースをかけて貰いました。
途中からはライブミュージックも入りました!
お食事が終わったからと言ってせかされることもなく、ゆったりとした夕べをワイワイとすごせるのがホイリゲの醍醐味です。
これからはホイリゲが最高に楽しめる季節ですので、ぜひ出かけてみて下さい。
ウィーン19区のグリンツィング地区が風情もあり、おすすめですよ!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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