意外と盲点?正しいウィンナーコーヒーの頼み方

公開日 : 2014年10月15日
最終更新 :

先日、外国人の仕事仲間とともにとあるカフェを訪れたときのこと。

ウェイトレスのお姉さんが著者たちにかけたのが、この言葉。

「コーヒーって頼まないでね!」

「どれだかわからないから」

愛嬌たっぷりのお姉さん、今までさぞや多くの観光客から「コーヒー」というオーダーを受けてきたのでしょうね(笑)

たしかにウィンナーコーヒーと一言にいえど、40種類ほども存在するのです!

(ただし一つのカフェで用意されているのは、多くとも20種類ほどまでですが・・・)

Demel-melange-c.jpg

ウィーンっ子がもっともよく飲むウィンナーコーヒーは、上のメランジェと呼ばれるもの。

コーヒーとミルクが1対1の割合で混ぜられ、上にはふんわりとミルクの泡を乗せて供されます。

ウィーンでコーヒーと言えばこのメランジェを指すことがほとんど。

Oberlaa-hauskaffee-500.JPG

一方、日本の感覚の「コーヒー」とは、各カフェで用意されているハウスコーヒー(上写真)が一番近いでしょうか。

大概2−3杯分入ったポット入りで、お砂糖とミルクとお水が添えられて出てきます。何の奇もてらわない、ウィーンの普通のコーヒーを飲んで見たければ、メニューでハウスコーヒーがないか探してみて下さい。

他のウィンナーコーヒーよりも量が多いのも、嬉しいポイントです。

(でも飲みすぎて、観光中にトイレが近くなってしまわないよう、ご注意くださいね!)

また、ウィーン中心街にあるカフェでは、どのコーヒーもカフェインフリーのものが用意されていることがほとんど。

不眠症や妊娠中・授乳中の方など、カフェイン摂取を控えている人でも気兼ねなくウィンナーコーヒーを味わうことができるので、カフェインフリーでオーダーできるかぜひ尋ねてみて下さいね!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。