珍しい女性煙突掃除屋さんと、オーストリア女性議員の比率
珍しい女性煙突掃除屋さんと、オーストリア女性議員の比率
昨年NHK BS1のテレビ番組で、"オーストリアのおもしろい職業"として、煙突掃除屋さんをリポートしましたが、その際にお仕事ぶりを拝見させてもらったユリア・アイネッターさん。
その彼女が、今回は新聞記事インタビューに登場していたので、少し紹介しますね!
Q. 「(煙突掃除という)男性優位の職環境において、どのように頑張っていますか?」
ユリアさん: 大事なことは、チーム内における自分の強みと弱みが明確で、
お互いに助け合ったり、信頼して任せたりできることです。
私にとっては、(女性だからと言って)特別待遇や軽減措置を図らないでほしいという願いを
周りの同僚たちに理解して貰えたのがありがたかったです。
Q. なぜ煙突掃除の職に就こうと思ったのですか?
ユリアさん: 人とコミュニケーションを取ったり、チームで働くのが好きですし、
手工業の分野で働きたいと思ったこともきっかけです。
もちろん独立して自営するという考えも非常に魅力的でした。
そして2年ほど前からは家族経営の会社を率いており、
今まで後悔したことはまだ一度もありません。
ユリアさんはまだ35歳と、煙突掃除人としても会社の経営者としてもかなり若手ですが、
話していても貫禄たっぷりで、いつも驚かされます。
このインタビュー記事は3月8日の「女性の日」を意識した企画で、
ユリアさんの他にトラム(路面電車)の女性運転手の方も併せて紹介されていました。
いずれも男性の多い分野で頑張る女性像といったところでしょうか。
因みに現在オーストリアの国会議員は定数が183人で、そのうち56議席(30.6%)を女性議員が占めています。しかし、オーストリアの新聞では女性議員数が3分の1にも満たないと、慷慨する記事が掲載されていました。日本の女性議員の割合は約8%(残念ながら先進国中最下位・・・)なので、それに比するとかなり良い方だと思うのですが、オーストリア人はそうは思っていない様子。
来月の大阪府議会選挙には著者のオーストリアでの元同僚女性が出馬するようですし、これから日本もオーストリアのように女性の意見がいろいろと反映される世の中になると良いですね!
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