子供にも大人にも大人気!ウィーンのナイトミュージアムで恐竜とパジャマパーティー

公開日 : 2015年03月23日
最終更新 :

ウィーンにはリンク沿いに美術史博物館という有名な博物館がありますが、ここと対をなすのが自然史博物館。シンメトリーに設計された巨大で荘厳な建物内には、自然科学に傾倒していた皇帝フランツ1世(マリア・テレジアの夫)のコレクションを中心に、約3000万点にも及ぶ収蔵品を見学することができます。

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マリア・テレジアの宝石コレクションに始まり貴石に隕石、、出土品「ヴィレンドルフのヴィーナス」(紀元前2万5~8千年前のものだそう!)、動物のはく製や昆虫の標本など、展示内容は多岐にわたりますが、子供たちに大人気なのはやはり何といっても恐竜セクション!

実はこの自然史博物館では現在月に一回程度の割合でナイトミュージアムが開催されており、

7歳から11歳の子供たちがここで一夜を過ごせるようになっています。

75ユーロのチケット料金にはプラネタリウムでの映画上映や、懐中電灯を持っての館内探検、朝食などが含まれています。

そして子供たちのお泊りスペースは、もちろん憧れの恐竜のそば!(寝袋は各自持参)

ティラノザウルス、アロザウルス(いずれも大型肉食の恐竜)、アーケロン(全長4mにも及ぶ古代のウミガメ)の骨格などが展示されているエリアなので、多感な子供たちにとって印象的でスリリングな一夜になることは間違いないでしょう。

ナイトミュージアムは目下キンダー用のプログラムですが、このほど4月18日には一人200ユーロで大人向けのプログラムも開催される予定。

内容としては、館長のクリスティアン・ケバール氏によるプラネタリムのライブショー、館内で最も美しいドーム型天井下にあるホールでの晩餐、懐中電灯を使用した館内と屋根上のツアーなど。

この屋根ツアーでは、旧市街から遥か遠くのウィーンの森に至るまで、珠玉のウィーンの夜景を360見渡すことができるため、ロマンティックなひと時を過ごすことができるでしょう。

気になる宿泊はやはり恐竜コーナー(キャンピングベッド使用)で、翌朝には晩餐時と同じホールで朝食が振舞われます。

いずれも大人気のプログラムなので、当分先までチケットが完売してしまっている状態ですが、

もしチャンスがあれば申し込んでみてはいかがでしょうか?

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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