秋の服装対策 ~急に寒くなったウィーン~

公開日 : 2015年10月14日
最終更新 :

先週末より急に冷え込み、フォアアールベルク州では遂に初雪が降ったオーストリア。

ウィーンは大自然の多い地方都市に比べて寒さは穏やかであるものの、

連日最高気温が10度を切るなど、確実に冬は迫りつつあるようです。

また、ウィーン観光の目玉であるシェーンブルン宮殿や、ホイリゲやベートーベン関連の史跡が多いハイリゲンシュタット等の郊外は、中心街よりも風が強く、更に気温が2−3度下がるので、寒さ対策は万全にしておいた方が安心です。

ということで、今回は頭を悩ませがちな旅行時のお勧めアウトフィットについて少しお話しますね。

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(プティモデル:藤子ちゃん)

まずお勧めしたいのは、薄手のダウンコートもしくはダウンジャケット。

ウールのコートはお出かけの際にエレガントなスタイルを約束してくれますが、

風の強いオーストリアでは布地自体が風を通すうえ、手首や首元の開いた部分から隙間風が入り込むため、どんどん体温を奪われるので要注意です。

レザージャケットも素敵ですが、重いうえに、天候によっては着用できない可能性もあるので、

トゥーリストにとっては少々ギャンブル。

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ストールやスカーフは「薄い・軽い・温かい」と三拍子揃った、オーストリア人の必須アイテム。

モデルが藤子ちゃんでは少々わかりづらいですが、こういった長くて柔らかい素材のストールはさりげなく巻くだけでお洒落度がアップするので、ウィーンでは世代や性別を超えて愛用されています。

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シルクの中~大判スカーフは首元や背中を温めるだけでなく、細く折りたたんでベルト代わりに使用してもセンス良く見えます。

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寒いときは口元まで覆うとあったかニャン♡

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特に朝晩は冷え込むので、寒がりの方は薄手のニット帽もあると更に安心。

上写真でいうと、左側がフリース性の裏地もついた真冬用のもの、右が薄手で季節の変わり目に便利なタイプ。

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最後に足元。

ここのところずっと雨続きで、私自身はレインブーツの使用頻度が上がっています。

しかしさすがにゴム製ブーツは、重量的にもスペース的にも二の足を踏みますよね。

そこで、この時期は防水加工のなされたファッショナブルなスニーカーやハーフブーツがあると、

様々なシチュエーションで履きまわしが利いて便利です。

上写真のように、モカシンであってもゴム製の靴底で、

厚みのあるウェザープルーフなものがお勧め。

いずれもウィーンにてお手頃価格で手に入るものばかりですが、

自由行動の時間が短かったり、好みのものが見つかるか不安な方は、

お手持ちのものを持参したほうが良いでしょう。

これからますます寒くなって風情の出てくるオーストリア。

楽しい観光に集中できるように、寒さ対策をしっかり整えてきてくださいね!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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