オーストリアのクリスマス事情
オーストリアのクリスマス事情は日本とは少々異なり、12月24日の夜にプレゼントを運んでくるのはトナカイに乗ったサンタクロースではなく、クリストキンドルという天使。
しかも日本のように子供たちが就寝している間に訪れるのではなく、日中にプレゼントを持ってやって来て、またすぐに窓から飛び立ってしまうのだそう。
このとき、鈴の音がチリチリと鳴るのがクリストキンドル来訪の合図で(もちろん親が隠れて鳴らしています)、別室で待機させられている子供たちはベルの音を聞くや否やリビングに飛び込むのですが、クリストキンドルの姿はそこにはなく、待っているのはプレゼントと親のみ。とうわけで、
子供: 「クリストキンドルはどこ?」
親: 「来たけど、もう窓から出て行っちゃったよ!ほら、プレゼントを置いて行ってくれたわよ」
といった会話が、クリストキンドル(親)の正体がばれるまで毎年繰り返されるのだそう。
国によりクリスマス事情は若干違えど、子供たちが毎年プレゼントの送り主を見そびれてしまう様子はどこも一緒のようですね(笑)
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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