ツキを呼ぶオーストリアの縁起物とは・・・!?

公開日 : 2016年01月19日
最終更新 :

皆さま、遅ればせながら、明けましておめでとうございます!

職場復帰や念願の引っ越し、その他諸々で、公私ともに益々忙しい日々を送っていますが、

オーストリアを訪れる旅行者の方々やウィーン特派員ブログを応援してくださっている皆さんのために、今年も頑張ってこちらの情報を提供していきたいと思っています。

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ところで、1月のお題は「縁起物」なのですが、実はこのテーマ、5年前に既に2記事も執筆しているんですよね。

ということで、今回は少々加筆を。

オーストリアで幸運を運ぶとされているものを、簡単な由来とともに説明しますね。

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・赤いテントウムシ:天からの遣いで、子供を守り、病人を癒すとされています。

・煙突掃除屋さん:以前にも書きましたが、当時もっとも恐れられていた火事を防ぐ存在であったことから、幸運の象徴として、いまだに人々から慕われています。

・四つ葉のクローバー:いわずと知れた、万国共通のラッキーシンボル!突然変異で発生するため、希少性があるのがその理由とされています。ただし、栽培されたものではなく、偶然見つけるのが大切なのだとか。私の大学の母校に、四つ葉のクローバーが群生している箇所があり、よく見つけたものですが、果たして効果はそんなにあったのか・・・!?

・馬の蹄鉄:力強さの象徴であるとともに、当時貴重だった馬を守る存在であったことから、特に農家に幸運をもたらすとされています。以前の記事でも書きましたが、知り合いに本物の重厚な蹄鉄をプレゼントされたときには、扱いと展示場所にこまっ・・・いえいえ、とっても嬉しかったです! ^^;

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・豚:豊かさと富の象徴。日本では豚と幸運を結びつける人は少数派かと思いますが、こちらでは年末になると引っ張りだこの存在!でもお正月が過ぎると、写真のケーキのように、値引きされてしまいます・・・(笑)

・赤いキノコ(ベニテングダケ):どちらかといえば毒性を持っているこのキノコが、なぜラッキーアイテムに名を連ねているのか、定かではない様子。魔法使いとの関連性が指摘されたり、見た目にインパクトがあるなどといった通説も。

これらのグッズは12月あたりから販売され始めます。

そして、大みそかからお正月にかけて、買い集めたものを身近な人々に配り歩き、幸運のおすそ分けをするのが定番。

だいたいはチョコレートやマジパン製の食べられるものでできていますので、

一年分の多幸を願いがら美味しくいただくのがオーストリア流となっています。

観光客の多いお土産ショップやや老舗コンディトライ(お菓子屋さん)などでは、

季節を問わず売られていたりしますので、もし見つけたらぜひお土産に持ち帰ってみてくださいね!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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