"煌びやかなる迷宮"とも!オペラ座舞踏会2016年レポート オープニング篇
舞踏会シーズンもそろそろ終焉を迎えつつあり、ウィーンでは自分の参加した舞踏会のセルフィーショットをフェイスブックやインスタグラムに投稿する人で溢れています。
オーストリアでは、毎年約450もの舞踏会が開催されるといわれていますが、
その中でももっとも華やかなオペラ座舞踏会のオープニングセレモニーの様子を皆さんにすこし紹介しますね。
今年のオペラ座舞踏会は去る2月4日の開催。
第2次世界大戦で破壊の憂き目にあったウィーンのオペラ座が、1955年末に再建され、
翌1956年に舞踏会が再開されてから、今年で60年の年月が経ったことになります。
そんな節目の年であり、主催者デジレ・トライフル=シュトゥルク氏の手がける最後の舞踏会ともあり、
今年は更なる盛り上がりを見せていました。
こちらはソプラノ歌手のオルガ・ペレチャツコと世界三大テノールのプラシド・ドミンゴ氏のレッドカーペット写真。
この二人は今年のオープニングで見事な歌唱力で観客たちを魅了していました。
指揮者のサシャ・ゲッツェル氏にエスコートされて登場のオルガ・ペレチャツコ。
お召し替えしたチェリーピンクの衣装がとてもよくお似合いです。
オープニングで演奏するのは、もちろんウィーン・フィルハーモニー。
後ろに初々しいデビュタントの女性たちが並んでいますが、今年は可愛らしい日本人のお嬢さんも参加していました。
幻想的すぎるバレエ団の舞。
やはりオペラ座が舞台だと、衣装も踊りも大変映えますね。
場内の参加者たちを夢うつつの世界へといざなってくれました。
この他にもブルック・シールズとパメラ・アンダーソンがサプライズゲストとしてバルコニー席に姿を見せるなど、舞踏会は非常な盛況ぶりでした。
来年は主催者の交代で、新たな局面を迎えるウィーン・オペラ座舞踏会ですが、
今度はどのように私たちを楽しませてくれるのか、今から楽しみで仕方がありません。
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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