ハプスブルク家秘蔵!オーストリアのケーキ【2】エスターハージートルテ
ハプスブルク皇帝の愛した数々の名菓の中から、ケーキを紹介するコーナー、第二弾です!
"エスターハージー"といえば、オーストリア共和国ブルゲンラント州都であるアイゼンシュタットのエスターハージー城を思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。この宮殿はハプスブルク家に奉公していたエスターハージー侯爵の居城であったことからこのような呼称がついているのですが、実はこの一家の名前はとあるケーキにも用いられているのです。
こちらがそのエスターハージートルテ!
オーストリア=ハンガリー二重帝国時代にブダペストのパティシエによって考案されたクリームケーキの一種です。
このエスターハージートルテは、ほのかに黄みを帯びたバタークリームとビスケットの層が交互に重ねて作られており、トップ部分はダークチョコレートでエスターハージー家の紋章が見事に施された、純白のアイシングで仕上げられています。
またサイド部分は、ブリトルや砂糖漬けフルーツなどで装飾と風味づけがなされており、少々重めの食感とともにいかにもオーストリアらしいケーキのひとつと言えるでしょう。
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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