ウィーンの食卓はこの時期ルバーブづくし!

公開日 : 2016年06月05日
最終更新 :

オーストリアでは伝統的に初夏になると、真っ赤なルバーブが食卓を美しく彩ります。

ウィーン特派員記事でもすでに何度か触れましたが、ルバーブとはタデ科の野菜の一種で、赤いセロリのような見た目が特徴。

日本語ではショクヨウダイオウ(食用大黄)が正式名称だそうですが、最近では"ルバーブ"という通称で、日本でもちらほら販売されているようですね。

このルバーブは酸味が効いているので、メインディッシュに添えるときも、デザートでいただく際にも、甘く炊くと美味しい仕上がりに。もっとも一般的な調理法はマーマレードですが、このほかにもコンポートにしたり、お洒落なアイスティーやカクテルにしたりと、実に様々な味わい方が見られます。

こちらは先日ウィーンでいただいた、ルバーブのデザートプレート!

Rhabarber-dessert-600.JPG

ルバーブのソルベにクロカンナッツと焼き菓子、それにルバーブのコンポートにルバーブのジュレと、まさにルバーブ尽くし!!!

一見ボリューミーに見えますが、酸味のおかげですっきりとした後味が楽しめます。

実は我が家も、先週末にマルクト(市場)でルバーブを購入したのですが、一部食べ忘れており・・・

Rhabarber-vom-markt-500.JPG

ちょっぴり萎びてしまっていましたが、まだ大丈夫そうだったのでジュースにしてみました。

そうすると・・・すざましい食物繊維が含まれているようで、ほぼ3秒ごとにジューサーをお掃除しないと、目が詰まってつまってどうしようもなかったほど!セロリでもこんな詰まり方したことなかったのに・・・。

ルバーブは大量の食物繊維のほかにも、抗酸化作用があるらしいので、健康意識・美意識の高い方にもぴったりです。

この時期、オーストリアのレストランでよくオファーされていますので、お食事時にはぜひメニューで探してみてくださいね!

(ただ、ルバーブには子宮収縮作用および下剤作用があるそうなので、妊娠中・授乳中の方は控えて下さいね)

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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