こんなに美味だった!クロイツシュタイン城のお食事スポット
先の記事で紹介したウィーン北部に位置するクロイツシュタイン城ですが、今回はそのすぐ脇にあるお食事スポットについて紹介します。
城内見学が終わり、いかめしい吊り橋を渡って堀の外に出ると、一軒のお食事処が目の前に。
いかにも中世ヨーロッパらしい"晒し台"を模した看板が立っているのですが、
午前中のガイドツアー見学後に程よくお腹が空いてきたので、ここでランチをいただくことにしました。
まずオーダーして出てきたのがこちらのお茶。
まるで中世の世界から抜け出してきたかのような、風情のある器とトレイにて供されました。
いずれもウィーンではちょっと目にしないようなものばかり。
またワインを頼むと、同じく土器の杯に注がれた、香辛料のたっぷり効いた美味しいワインが出てきます。
このワインに使用されている主なスパイスはジンジャー、シナモン、クローヴなどで、若干甘めの味付けに仕上げられているのが特徴です。
お次はオーストリアでよく食されるアンズダケのスープと、あつあつフワフワのパン2種。
アンズタケは日本での知名度はあまり高くありませんが、黄色いマイタケのような形で、アンズのような芳香が漂っていることからこの名が付きました。リゾットやシチューなどにも用いられるほか、肉料理の付け合わせとしても好まれています。
サーヴされたパンの1種は黒パンで、オーストリア人がよく食べるヒマワリの種がトッピングされているもの。
エメンターラーチーズのフライとサラダ。
こちらもオーストリアのお食事処では頻繁に見かけるメニューの一つで、フライされるチーズの種類はエメンターラーであったり、カマンベールであったりします。
添えられた甘酸っぱいレッドカラントのソースをつけて頂くと、おいしさ倍増!
食後のデザートにはワイルドベリーのたくさんトッピングされたワッフル。
さすが自家製だけあり、サクサクのワッフルは抜群に美味しかったです!
クロイツシュタイン城脇と観光スポットなのでまったく期待していなかったのに、存外に美味だったこちらのお食事処。
見学以外でも、お食事目当てでまた来たくなるようなお味でした!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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