【潜入レポート】カフェオーナーの舞踏会、ちょっと意外なコーナー特集 <後篇>
さて、前回度肝を抜かれた"ケーキの景品コーナー"(「カフェオーナーの舞踏会に登場した麗しのケーキたち」参照)のほかにも、このカフェオーナーの舞踏会が開催されている巨大なホフブルク王宮内の会場には、様々な興味深いコーナーが設置されていました。
例えば・・・
カジノコーナー!
さすがカジノの発祥地ヨーロッパだけあり、社交の場には欠かせないもの。
私自身は賭け事には興味がないのでスルーでしたが(とはいえ、ケーキ目当てのクジはちゃっかり購入しましたが)、なかなかの盛況具合でした。やっぱり人気があるんですね。
ちなみにこちらのカジノは、ウィーンのケルントナー通りをはじめ、バーデンやキッツビュールといった富裕層の集う街に出店している「カジノ・オーストリア社」主催です。
ドレスや燕尾服などの急な不具合にも対応する仕立て屋さんのコーナー。
特に女性は身にぴったりとそったロングドレスを着用するので、少し踊ったり移動したりするだけでズレや綻び等が生じやすい状況。またシルクなどの繊細な生地で仕立てられているドレスの裾を、気の利かない他のゲストたちにガシガシと踏まれる機会も相当頻繁にあるのが実情です。ということで、こちらは特に緊急時の女性たちにとって非常に心強い味方となっています。
こちらはお化粧をリフレッシュできるメイクアップコーナー。
専門のメイクアップアーティストが常時待機しており、ダンスやお食事で崩れてしまった参加者たちのメイクを美しく整えてくれます。 ひっきりなしに女性たちが出入りしており、もっとも需要の高そうなコーナーのひとつでした。
©Gerstner
この他にもプロのカメラマンが撮影してくれるフォトコーナーや軽食が味わえるお食事処など、ダンスフロア以外にも様々な見どころに溢れていました。
上写真は、前回の記事にも登場した皇室御用達ゲルストナーのケータリングする軽食で、ウィーン名物料理のウィンナーソーセージのマスタードとホースラディッシュ(西洋わさび)添え、およびうオーストリアでもっとも食されているカイザーゼンメルとよばれるパンがサイドディッシュとなっています。
最後に私も大階段下で記念写真をぱちり。
ここでもカフェオーナーの舞踏会ならではのこだわりが見られ、花が活けられているのはコーヒーカップ。 どこまで華やかで、ウィットに富んだ舞踏会でした(笑)
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。