プラーターのお食事スポット:グルメから酔狂極まるアトラクション系まで!

公開日 : 2017年09月30日
最終更新 :

せっかくプラーター遊園地の絶景スポットを2か所も紹介したので、プラーター続きと言うことで今回はお勧めのお食事スポットをちらりとお見せしたいと思います。

■お食事初級篇:適当なガストハウスを見繕って入る

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前回、仲の良いママ友に連れて行ってもらい、割と気に入ったガストハウスがあったのですが、広大なプラーター内に似たようなお店がひしめき合っているため、残念ながら詳しい場所をお伝えすることが叶いません。ただ、どこに入っても似通った軽食が用意されているので、適当なところにふらりと入ってみるのも手でしょう。

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私がこの日、息子と一緒に食べたのがこちら、

ヴィーナー・シュニッツェル(ウィーン風カツレツ)のフレンチフライ添えと、ガーリックのクリームスープ。

シュニッツェルはウィーンの子供たち、と言わず大のオトナたちにも人気の定番の軽食(!)で、動物園やプールサイドのイートインコーナーなどでも普通に見かけます。

この日はまだ暑かったのに、夕方以降、急激に冷え込んだので、私はガーリックスープで暖を取りました。

(もちろん息子の食べ残したシュニッツェルもちゃっかり頂きましたよ!)

■お食事中級篇:ウィーンで5本の指に入る!シュヴァイツァーハウスのシュテルツェ

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こちらのビアガーデンについては確か2014年あたりに一度レポートしているはずなのですが、地元の人にも観光客にも大人気なので、もう一度お伝えします。

シュヴァイツァーハウスとは直訳すると「スイスのお家」といった具合なのですが、ここのスペシャリティーが「シュテルツェ」と呼ばれるメニュー。

「ウィーンで5本の指に入る美味しさ」と評判です。

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ちなみにシュテルツェとは野菜と一緒に数時間煮込まれた豚のすね肉で、シュヴァイツァーハウスのものは繊細でアロマティックな味と謳われています。

グルメな日本人には、やはり大雑把な味に感じられてしまうかもしれませんが、写真に撮るとこの上なくダイナミックなので、インスタ映えすること確実!

プラーターに寄ったならば、旅の思い出にぜひ食べてみて下さい。

値段はグラム数によって異なるので、サーブされる個体により変動します。

かなりポーションが大きいので、サイドディッシュをオーダーしつつ、2人(食の細いアジア人なら3-4人)で分けるのがお勧めです。

Schweizerhaus/シュヴァイツァーハウス

場所:プラーター遊園地内

営業時間:毎日11:00~23:00

■お食事上級篇:酔狂極まる"ディナー・イン・ザ・スカイ"

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前記事で紹介した「世界一の高さを誇る空中ブランコ」のお食事版。

こちらも2013年ごろに、近所で見かけてレポートしたことがあると思うのですが、

いつの間にか、プラーターに場所を移動していたようです。

空中からクレーンで吊り下げられ、シートベルトで全身をガチガチに固められながらディナーを愉しむという趣旨のレストラン、と言うよりもアトラクションでしょうか。

酔狂にもほどがあります。

あの「世界一高い空中ブランコ」を経験してしまった身としては、こんなジェットコースター用の固い席に縛り付けられ、暴風に弄ばれながらのお食事なんて楽しめるのだろうか?と、大きな疑問符が浮かびます。

だって高所恐怖症なんて鼻で笑う夫ですら、空中では思いつめた形相してましたもの。

こんなロケーションじゃ、少々不味いものを出されたって、味なんか感じない可能性も高いです。

いや、むしろ喉も通らないのでは。

でも口コミでは4.3☆と大変高評価なんですよね。

いやはや、世の中物好きもいたものです。

とはいえお食事自体は洗練されていて美味しそうでしたので、「我こそは!」という酔狂、もといツワモノはぜひどうぞ。リサーチしているうちに何となく体験してみたくなったので、そのうち私も物好きの仲間入りするかもしれませんね。

夏季限定です。

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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