ウィーンの空港で買えるお土産

公開日 : 2018年06月25日
最終更新 :

ウィーン旅行は楽しかったけど、「うっかり市内でお土産を買い忘れてしまった...」、「時間が足りなかった!」もしくは「スーツケースがいっぱいで買えなくなってしまった」という方のために、ウィーン・シュヴェヒャート国際空港内で気軽に購入できるお土産グッズを紹介します。

■まずはお土産の代表格、「ザッハトルテ」!

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スイーツ好きであれば、知らぬ人はいないであろう、チョコレートケーキの王様です。

日本でもよく見かけますが、ホテル・ザッハーの製造するオリジナルのザッハトルテは「まったく味が違う」ので、ぜひ日本にも持ち帰っていただきたいと思います。

ただし、空港にもオリジナルのザッハトルテと、他のメーカーが製造した"オリジナルでない"ザッハトルテが売られています。ともに恭しく木箱に入れられて販売されているので、しっかりと見なければうっかり間違って買ってしまいそうになる(私は間違った経験ありです...)のでご注意を!オリジナルのものは臙脂色のパッケージが目印です。

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ちなみに最近は艶やかなマジェンダ色の袋も登場していますが、こちらもオリジナルなのでご安心を。

■STAUD'S(シュタウズ)のマーマレード

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ウィーン市内にある高級スーパーマーケットのJulius Meinl(ユリウス・マインル)やBilla Corso(ビラ・コルソ)と比べるとラインアップは劣りますが、蓋にクリムト絵画やユーゲントシュティルの装飾が描かれたものや小瓶のセットなど、お土産に最適なジャム・コレクションが取り揃えられています。

■アルプス系の小物グッズ、キーホルダー

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オーストリアは西方にアルプスを抱くため、クラシック音楽と共に風光明媚な大自然でも有名な国。そこで、アルプス特有の可愛らしいグッズも空港で購入することができます。

上写真に写っているのは、オーストリアの男性用民族衣装であるレザーパンツとフェルト帽を着用した熊のキーホルダー、アルプスの高山地帯にしか生息しないムルメルティア(アルプスマーモット)のキーホルダー、温度計の付いたアルプスの山小屋モティーフのマグネット、アルプス独特のカウベルのキーホルダー等々で、子供が喜びそうなものが揃っています。個人的にはフェルト帽に祖国の花エーデルワイスを付けたムルメルティアのキーホルダーがイチ押しです。

■オーストリア土産 定番中の定番、「モーツァルトクーゲルン」

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「モーツァルトクーゲル」(複数形はモーツァルトクーゲルン)とは、ピスタチオのマジパンをヌガーでくるみ、更にダークチョコレートでコーティングを施されたオーストリア発の銘菓です。

こちらもザッハトルテと並んでオーストリアを代表するスイーツの一つですが、より気軽に配ることができるのが人気の理由。なお、空港で売られているのは、ザルツブルクでしか手に入らないフュルスト社のハンドメイド・オリジナル商品ではなく、一般的に人気のあるミラベル社のものです。

■Demmer(デンマー)の缶入り紅茶

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こちらはウィーン発の紅茶ブランドで、アロマの香り立つ絶品フレーバーティーが取り揃えらています。パッケージはクリムトの傑作絵画の「接吻」、皇后エリザベートやモーツァルトの肖像画、ウィーンの街並みなど、フレーバーによって様々で、缶入りと詰め替え用の袋入りがあります。私もよくお土産に持って帰るのですが、缶の美しさと味の良さから、グルメな友人たちにも大変好評です。ちなみに私のお気に入りのお紅茶は、ヴィンテージのウィーンのパノラマ風景が描かれたフルーツティーで、ローズヒップ・ハイビスカス・リンゴ・レモンピール・ストロベリーのミックスフレーバーとなっています。

多少割高にはなるものの、何れの商品もウィーン・シュヴェヒャート空港の旅客ターミナルで購入できますので、お買い忘れの際にはぜひご参考に!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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