中世の雰囲気にひたれる!古城で開催されるクリスマスマーケット2018年

公開日 : 2018年12月03日
最終更新 :
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© Grafenegg

先週は地球の歩き方ニュース&レポートで「オーストリア・ウィーンの2大クリスマスマーケット2018年! おすすめの食べ物やおみやげも紹介」を紹介しましたが、今度は一味違う、古城で開催されるクリスマスマーケットを紹介したいと思います。

今回案内するのは、ウィーンから車で〇時間の場所にあるグラフェンエック城。

この古城では毎年12月前半の1週末限定でクリスマスマーケットが催されており、中世情緒がたっぷり味わえるのが魅力となっています。

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© Grafenegg

ウィーンからは60kmの位置で、車でも電車でも約50分です。(詳しくは後述)

いずれの交通手段でも目的地までは少し歩くのですが、近づくにつれ、このような優雅な古城の全景が目に入ってきます。

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© Gregor Semrad

こちらの橋を渡って城内へと入ります。

つり橋でこそないものの堀に囲まれた本格的なお城の造りに、わくわく感が否が応でも高まります。

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© Florian Schulte

外からはひっそりとして見えますが、中に入ると突如にぎやかに!

中庭を中心に、クリスマスマーケット特有の黒パンサンドイッチや、グリューヴァイン(ホットワイン)といった典型的なグルメが揃っています。

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いずれもクリスマスマーケットをはじめとする、オーストリアの典型的な屋台料理のポテトです。

しかし、この古城マーケットの一番の見どころは何といっても城内!

城主の謁見室や木彫りの天井、小規模ながらも壮麗なチャペル、入り組んだ回廊と階段など、冒険心をかきたてられるような造りになっています。

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© Florian Schulte

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そんな素晴らしい環境の中も引き続きクリスマスマーケットが展開されており、ヤギのミルクから作られた石鹸や、ヨーロッパの珍しいフルーツの手作りマーマレード、冬用の暖かいニット帽にストール、クリスマス関連の絵本類、半貴石を用いて製作されたアクセサリーやクリスマスオーナメントなど、クリスマスにちなんだ様々な雑貨や民芸品が販売されています。

大人でも子供でも楽しめること請け合いの古城内のクリスマスマーケット。

2018年は12月6日~9日の4日間限定ですし、ぜひ足を運んでみてください!

<電車でのアクセス>

ウィーン市内の「フランツ・ヨーゼフ駅」、「シュッピッテラウ駅」、「ハイリゲンシュタット駅」のいずれかから「ヴァグラム・グラフェンエック駅」まで約50分間乗車し、そのあと徒歩で2kmです。

上記サイト内のdep(出発咳)にJosefs-Bahnhof、Spittelau、Heiligenstadtのいずれかを、arr(到着駅)にWagram-Grafenegg Bahnhofと入れて、時刻を検索してください。1時間に1本出ています。

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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