知られざるオーストリアの郷土料理②「シュヴァインスブラーテン」

公開日 : 2019年11月30日
最終更新 :

前回のグレストルに続き、今回もオーストリアの素朴ながらも味わい深い郷土料理「シュヴァインスブラーテン」を紹介したいと思います。

Schweinsbraten-800.JPG

このシュヴァインスブラーテンとは、豚のネックやロース、肩、ももなどの塊肉をオーブンで焼き上げたローストポークのこと。オーストリアをはじめ、ドイツ南部やスイスなどでよく食されています。

キャラウェイやコリアンダー、マジョラム、ニンニクといったスパイスでほどよく味付けがなされ、ニンジン、セロリ、ルートパセリ(パセリの根で白いニンジンのような見た目)、玉ねぎなどの野菜とともにローストされるため、味により深みが出ているのが特徴です。

付け合わせは、ザウアークラウトとゼンメルクネーデル(ゼンメルパンで作られた団子料理で、上写真では輪切り)の組み合わせが典型的です。酸味の効いたザウアークラウトとドライなテクスチャのゼンメルクネーデルがジューシーで、ほのかに甘味を感じされるポークを一層引き立てるコンビネーションとなっています。

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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