母の日にゲルストナーのハート形チョコレートを
ヨーロッパは段階的にロックダウン解除の方向に向かっており、オーストリアも緩やかに日常が戻ってきそうな感じの日々です。
日本は緊急事態宣言以降、外出など日々の暮らしに影響が出ているようですが、皆さま先週末の母の日はいかが過ごされましたでしょうか?
わが家では姑用に、"K.u.K"こと「ハプスブルク皇室御用達」パティスリーだったゲルストナーで、母の日に向けて販売されていたギフトボックスを購入しました。
この2枚は姑から送られてきた写真です。
バラの花が描かれた華やかなゴールドボックスで、かけられたピンク色のリボンには、K.u.K.(ハプスブルク皇室御用達)を示す、冠をいただいた双頭鷲の紋章が入っています。
見るだけで気分の上がりそうなギフトボックスですね!
こちらが中身の写真。
運送中に逆さまにされたのか、チョコレート上部のマゼンダ色のコーティングが一部つぶれたり、削れてしまっているのが見て取れます。
こちらは日本のように包装がていねいではないので、チョコレートの上に衝撃緩和剤のシートなどが入れられていなかった可能性も考えられますね。
ていねいすぎる包装に慣れた日本人としては遺憾な出来事ですが、ラッピングや搬送が極めて雑なのは、ヨーロッパでは日常茶飯事ですので、姑もきっと気にしていないことでしょう。(笑)
中身は、柔らかなヌガーの包み込まれたハート形のプラリネで、ウィーンっ子の姑も「おいしい!」と満足してくれたようです。こういった皇室御用達系のお店では、オーストリア人でもなかなか自分用には購入しないようなので、プレゼントにもらうとやはりうれしいのかもしれませんね。
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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