料理の深みと彩りがグッと増す!赤コショウのススメ

公開日 : 2020年09月22日
最終更新 :

皆さんは、赤コショウをご存知でしょうか?

グルメ大国日本のことですから、恐らく昨今ではすでに市場にかなり流通しているものと推察されますが、私が赤コショウを"自覚を持って"食したのは、実はオーストリアの来てからのこと。

Roterpfeffer-400.JPG

代表的なものは黒コショウ・白コショウですが、オーストリアでは上の写真のようにグリーンペッパーやレッドペッパーがミックスされたものに加え、レッドペッパーのみが瓶に詰められたものもあるなど、日常的に赤コショウが用いられています。

赤コショウは特に肉料理や魚料理のスパイスとして使われることが多く、たまにデザートに使用されていることもあるので、その愛用度のほどがうかがえます。

では以下に、赤コショウを用いたオーストリア料理を少し紹介しますね!

Thunfisch-risotto-CafeF-800.JPG

こちらはマグロとバジル風味のリゾットにたっぷりと赤コショウが添えられた料理。

なんともいえない赤コショウの旨味は病みつきになるので、私は赤コショウの実が入っているとつい探して食べてしまうほど!

Groestl-800.JPG

これは以前に登場させたグレストル(参照:日本では知られていない、オーストリアの郷土料理「グレストル」)。

Groestl-fokusiert-800.JPG

よ~く見ると、やはり挽いた赤コショウが混じっています。

Forelle-pete-800.JPG

最後に、ドナウ川領域名物の「マスの燻製」。

塩がたっぷりと効いていていて、素朴ながらも絶品です。

そしてもちろんこれにも、赤コショウが!

ちなみにオーストリアの作曲家シューベルトが、自身の楽曲「ます」でインスピレーションを得たのは、このお魚です。

いかがでしたか?

今日の晩御飯に、さっそく赤コショウを振ってみたくなったなら、私も紹介し甲斐があったというものです(笑)

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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